こんにちは。
北海道札幌市中央区の税理士 板倉圭吾です。
金曜日は家族で豊平川の花火大会に行ってきました。
密集する河川敷は避けて、予約制の観覧席へ。
家族単位で椅子テーブルがあり、ちょっとの段取りで快適に見ることができます。
帰りの渋滞を避けるために、そのまま隣接するホテルに宿泊。
絵日記のネタを作ることができて、娘も嬉しそうでした。
なんといっても、近くだからこそ感じられる音圧が迫力満点です。
最近電話が鳴ることがあります
6月と7月は公的機関での打ち合わせや、スポットでのプロジェクト参加などを通じて、「私のやり方」ではない環境にいる機会が増えました。
「私のやり方」とは具体的に、
- 仕事では電話を使わない(非同期コミュニケーションであるチャットを最優先に対応する)
- 事務作業は座って行わない(効率化と集中力を追求するためスタンディングデスクを使う)
- 出たとこ勝負の会議はしない(prepシートの活用により会議の前に到達点を決める)
などです。
電話連絡があり、一日中デスクで過ごし、進行が読めない会議に出る…
その辺りのストレスも含めてお引き受けしているとはいえ、「年中これだと嫌になっちゃうな」というのが正直なところです。
独立まで15年以上を銀行員や公務員として過ごしてきたのに、あっという間にデスクワークに関するストレス耐性が失われています…
独立して自分のスタイルを確立できたからこその感想ではあるのですが。
リソースの適正配分(最重要の家族と過ごす時間、税理士業務、社会貢献などのバランスですね)を常に意識していこうと思いました。
ちなみに、打ち合わせ中は電話を「飛行機モード」にしておりますので電話回線での連絡(電話着信、SMSメール)は通知されません。(Wi-Fi環境ではあるのでチャットワークなどは確認しています)
また営業電話が多いため、未登録の電話番号はどんな状況でも出ません。(着信履歴でググって、税務署などと分かれば折り返し電話することはありますが…)
最近ゴルフを勧められます
最近、いろいろな方からゴルフの効用を教えていただきます。
- 人脈が広がる
- うまく行かないことへの対応をつぶさに見ることができる
- 練習で上手になる達成感を得られる
- 自然の中で健康的な活動をするとストレス発散になる
などが挙げられるそうです。
ただ残念なことに、この効用が魅力的に感じないのです。
- 選び選ばれたお客様にお役立ちをする(顔が広い必要がない)
- うまく行かないことを無理に続けるほど人生は長くないと思っている
- 自然に負荷がかかるゴルフ場に自動車で乗り付け家族との時間を減らす行為をしなくても、早朝ウォーキングで充分ではないだろうか
というようなことを考えております。
人生の先輩達が「俺はこれでうまく行った」という教えをくださることはとても有益なことが多いです。
他方で、先達が知らないITツールやSaasを駆使してうまく行くこともあるはずです。
未来の経営者たちへの価値提供という観点に立った場合、「汎用性を広げていくという社会性の涵養」(ゴルフとかススキノとかダークスーツの無難な着こなし)では、「10年後に真に信頼される職業会計人」になれないというのが持論です。
ひとり税理士のリソースは限られており、皆さんが薦めることを全て採り入れることは不可能です。
他人の意見に左右されず、自分の人生の軸をしっかり持つことも大切ではないでしょうか。
ちなみに、大学生時代に10回以上コースに出たことはあり、「食わず嫌い」というわけではないです。
まとめ
繰り返しになりますが、ひとり税理士のリソースは限られており、皆さんが薦めることを全て採り入れることは不可能です。
やはり最初の思いに立ち返って、確固たる軸を持ち続けることが肝要かなと。
そのために「やらないこと」をいつも見直しております。
最近のリストは…
- 子どもたちがサポートを必要としているときに仕事を言い訳にしない
- 子どもが言いかけたことを遮らない
- 子どもの意見を否定しない
- 大切にするべき人のことを仕事より後回しにしない(常に優先して考える)
- お客様個人への関心を失わない
- お客様の事業への関心を失わない
- 経営者がするべき判断を先回りしない(成長の機会を奪わない)
- 拡大志向を持たない
- リソースの無駄使いをしない
- 環境に負荷をかけない(出来る範囲で使う物をセレクトする)
- PCが使えない会議や研修には参加しない
- 電話を使わない(対官公庁を除く)
- 見栄や虚勢をはらない(信頼感醸成との境目を意識する)
- 経験価値を軽視しない(対価が低くても経験値を得られることを大切にする)
- インプットの大切さを軽視しない
- 人生の残り時間を過大評価しない
などです。
礼儀2.0という概念についての記事も書いておりますが、温故知新のバランスを常に意識していきます。
TPOをわきまえつつ、限られたリソースを家族とお客様のために有意義に使っていく。
それを改めて感じております。