※朝日と原爆ドーム(iPhone11proMAXにて撮影/広角レンズ使用/エフェクト無し)
広島県出張に行ってきました
皆さん、ご機嫌いかがでしょうか。
北海道札幌市のイクメン税理士 板倉圭吾です。
先週は広島県出張をしておりました。
合同会社アイタクトとしての新規業務がとうとう始動します。
開始時期も定まり、2021年後半は事業会社の代表社員として、この準備に注力する予定です。
お打ち合わせでお伺いした商談先のオフィス。
役員と社員のやり取りがとても和やかです。
また職住近接も親近感!!
一緒に組んで仕事をすることに安心感を覚えました。
何よりも計画が大切
最近、税理士としても新規創業(起業など)のお手伝いが多いです。
ここ1ヶ月だけでも、たくさんの方にブログ経由やご紹介などで面談(zoom含む)してきました。
その際に「我々相談を受ける者」が気を付けるべきことは、これまでもブログ記事にしております。
今日は、「相談をする事業者側」が気を付けることのお話しです。
それは計画が大切だということです。
それも机上の空論ではなく、3ステップで導かれたものである必要があります。
創業支援で気を付けている3ステップ
①ストーリーは誰にでも響く自己紹介
なぜその事業を始めようと思ったのか。
初心はとても大切です。
板倉事務所の場合は、ミッションとして紹介しております。
これまでどんなことに重きを置いてきて、これからどのような価値を提供しようとしているのか。
皆さんにオリジナルのストーリーがあるはずです。
どうしてあなたがそれをやるのか。
しっかり考えましょう。
②事業の5W2Hを突き詰める
作文などでは5W1Hですよね。ビジネスではHがもう一つ必要です。
ここがブレていると、我々のサポートも的外れになることがあるので気を付けてヒアリングしています。
- WHY 上記のストーリーがここに該当します。
- WHO ペルソナ設定ですね。板倉事務所の理想のお客様を参考までに。
- WHAT 私が提供しているのは税務顧問ではなく、経営者の大切な人生に寄り添うことです。
私の理想の仕事は、「お客様が理想の人生を過ごすお役立ちができた!!」と実感することです。
つまり、お客様の理想の人生が、板倉事務所の夢です。
- WHERE 場所が大切な要素になることがあります。イクメン税理士が自宅事務所で開業しているからこそ伝わる価値観もあります。
- WHEN 毎月訪問の価値。チャットワークでリアルタイムに吐き出せる価値。電話での同期コミュニケーションが苦手でもお客様のWHENには敏感でいたいと思います。
- HOW 提供する価値を深掘りしましょう(フードコーディネーター理論)。自分を知っていただくツール(5.5理論)。自分ですべてを解決しないことも価値になる(孫の手理論)。
- HOWMUCH 二つ目のH。価値提供の評価は貨幣的価値だけではありませんが、大きな評価基準です。値付けは皆さんが悩まれます(値引きをしない)(値付け論)。
私自身の経験を基にお客様にもしっかり考えていただきます。
③数字は共通言語
政策金融公庫の創業融資で使うフォーマットなど無料で入手できるツールは多くあります。
それを相談前にご自身で考えてみましょう。
①と②を経た後なら、きっとまとまってくるはずです(し、この段階で煮詰まった時こそ税理士がお役に立てる局面です)。
ビジネスを始めると様々な利害関係者が出てきます。
皆さんに漏れなくダブりなく伝えるために大切なのは会計の法則に則った数字です。
大事なことなので、もう一度。
数字は共通言語です。
まとめ
いかがでしょうか?
金融機関の審査担当者は、創業計画書の数値からいろいろなことを読み解きます。(もちろん自己資金のみで創業される場合も計画数値が大切なのは言うまでもありません。)
まずは、事業者自身が数値に思いを込めることが大切なのです。
納得の行く(=不安の少ない)創業のためには、熱量を数字に変換する作業が必須なのです。
渾身の計画を作りましょう!!
(私もアイタクト新規事業について、しっかり計画を作成します)
【編集後記】
お客様との会食で四季乃家 彩蔵(しきのいえ あやくら)さんにお伺いしました。
一日限定3組の料亭です。
素材に徹底したこだわりを感じました。
また、この旅程の時間を利用してkindle出版の原稿を書きました。
ビジネス小説です。
架空の主人公が経験するストーリー(もちろんフィクション)については多くの経営者から示唆をいただきました。
これから表紙などを外注依頼して7月中に発行します。