※新しい会場で白熱のセミナーでした
労災認定のプロフェッショナルによるセミナー
2025年7月24日、札幌市民交流プラザSCARTSミーティングルームにて、「労災補償の“悩みどころ”実務対策講座」を開催しました。
当日は労災補償認定に長年携わってこられた筒井直紀社会保険労務士が講師です。
筒井さんは、ぺんぎん労災サポートセンターの関東地区顧問を務めていただいているご縁で、今回札幌に来てくれることに。
労災認定にまつわる判断のポイントを現場目線で深く掘り下げる貴重な機会となりました。
感想が嬉しかったです
講義は、業務上災害の基本的な構造からスタートし、精神障害や脳・心臓疾患に関する認定基準の改正経緯とその背景、現場での運用の実際、さらには参加者から寄せられた事例を題材とした模擬事案の検討へと進みました。
理論と実務が整理され、かつリアルな視点に触れられる内容に、参加者の皆さまからは「時間があっという間だった」「実務でそのまま活かせる」といった声をいただきました。
収穫と次への課題
今回、私たちがこのセミナーを企画した背景には、労災補償制度に対して実務家が抱きがちな“苦手意識”を払拭したいという思いがありました。
一方で、行政実務に精通し、理論と現場の橋渡しができる専門家が身近にいることを、より多くの社労士に知っていただきたいという願いも込めたつもりです。
その意味で講義内容に加え、質疑応答や終了後の懇親の場を通じて「現場の悩みをそのままぶつけられる空気」が自然と生まれたことは、我々にとっても大きな収穫です。
今回の開催にあたっては、バックエンドなどの宣伝色を抑えたこと、参加しやすい価格設定としたことも含め、どこまで必要な方に届くか手探りの面もありました。しかし、実際にご参加いただいた方々の反応や、「次もまた聞きたい」というお声は、私たちが目指した方向性に一定の手応えを与えてくれました。
次回は、また別の街で。
そのときには、今回ご参加いただいた皆さまとも、また新たな仲間ともお会いできることを楽しみにしています。
ご参加いただいた皆さま、そして講師の筒井直紀先生、本当にありがとうございました。