※特急北斗の車窓から見た大沼公園
ちょっと変わっている税理士
おはようございます。
北海道札幌市西区発寒のイクメン税理士 板倉圭吾です。
「ちょっと変わっている税理士だよ」
そう紹介されたときに、どう受け止めたのかというお話しです。
広告代理店からの評価
知り合いからの紹介で、確定申告コンサルティングを広告媒体に載せないか?
というご紹介をいただきました。
結局、広告費用が折り合わず実現はしなかったのですが…
この際に、代理店担当者(私が商談した人)から紹介者(私の知り合い)に
「ちょっと変わっている税理士ですね」
というフィードバックがあったそうです。
- 電話に出ない
- 商談はメール
- 育児があるから9時17時しか対応しないといわれた
- 広告予算が少ない
といったところが、代理店担当者が普段相手にしている税理士とは「変わっている」ところだったようです。
- 電話でニュアンスを伝えられる
- 訪問して、税理士事務所で商談できる
- 夜遅くでも打ち合わせできる
- 予算が多くて特集記事が組める
という税理士が、代理店担当者にとっての「普通」で「好ましい」税理士なのでしょう。
ひとり税理士として、(お金を払う先である)広告代理店に「変わっている」と思われることは何の感慨もありません。
お互いのビジネスモデルが違ったのね、とドライに終わりました。
お客様からの評価
顧問先を、既存のお客様からご紹介いただくことがあります。
その際に、既存のお客様から新規商談のお客様に「変わっている税理士だよ」という申し送りがされることも多いです。
その意味するところは、
- 電話に出ない → 関与先に優先的に時間を使って、効率化を図っている
- チャットで相談できる → 最短でリアクションがもらえる、こちらの時間も奪われない
- 自宅で開業している → クラウド化、ノマド化のアドバイスをもらえる
- ひとりでやっている → 税理士に担当してもらえる
と言ったようなことでした。
ひとり税理士として、(報酬をいただく)顧問先に「変わっている」と思われることは大歓迎です。
「普通の税理士の報酬相場、価値提供」とは異なるんだという前提で商談が進みますし、効率化に積極的なお客様と出会えるからです。
よくぞ来てくださいましたと、ウェットな関係を始められます。
余談ですが、「板倉さんに紹介しようと思ったけど、税理士の価値をわかっていないから『お前にはまだ早い』と言っといた」ということもありました。(既存のお客様が、フィルターの役割を買って出てくださったのです)
まとめ
広告により、たくさんの人の目に触れてコンサルティングメニューのお申込みが増える可能性はあります。
でも、ブログをご覧いただいたり、既存のお客様からご紹介いただいた方との温度差が心配です。
それこそ、「普通の税理士じゃないぞ。ぷんぷん」というミスマッチも起こりそう。
(しかも、広告掲載料も高いし…)
自分の身の丈に合った方法を模索していきましょう。
私の場合は、ブログと紹介を軸に据えると決めました。
【昨日のイクメン飯】
- かに玉
- 照り焼きチキン
- ブナシメジの味噌汁
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