※今朝の発寒 今の小学校への登校はあと3日
寄り添うから見える課題がある
おはようございます。
北海道札幌市のイクメン税理士 板倉圭吾です。
税理士の価値提供として考えていることをまとめました。
間合いというか、お客様との距離感についてです。
結論としては、選び選ばれたお客様に徹底的に寄り添っていくことに決めています。
寄り添うとは
対義語は、「向き合う」とか「相対する」になるのかなぁと思っています。
会議テーブルで向かい合うのか、隣に座るのか。
前職である、銀行や労働基準監督署は向き合う仕事でした。
テーブルの向こう側の経営者に対して、契約や法律を根拠にするべきことをするという仕事です。
それに対して、税理士はテーブルの隣にいる経営者のために寄り添う仕事であると思っています。
寄り添うデメリット
- 税務申告書の作成について「独立した公正な立場」が担保されない
- 会計監査(あえてこの表現です)に緊張感がなくなる
- 経営者の自立を促せない
- 顧問数を増やせない(統一品質のサービスの方が増やしやすい)
などを聞いたことがあります。
寄り添うメリット
- 経営者の悩みを共有できる
- 税務以外のお役立ちもできる
- 「生き方」といった深い軸を基にした長期的な視点で会話できる
- 顧問報酬の値決めを自由にできる(価格競争に巻き込まれない)
- 選び選ばれたお客様と仕事ができる
今、実感していることです。
経営者の悩みに気づき、解決に向けて一緒に寄り添うことにやりがいを感じています。
大体の悩みの答えは、既に経営者の中にあるのですが、税理士が隣にいて、会話を通じて頭の整理をしてようやく見つかることも多いのです。
あっそうそう、税理士が寄り添っていても、経営のことは経営者に敵いません。
経営者の自立は当然必要です。
「人という字は…」というようなもたれあいではなく、テーブルで隣に座っているイメージです。
開業して、徹底的に寄り添うことを意識しています。
その結果、「税理士になって
気を付けていること
- 租税法令に規定された納税義務はしっかり説明し履行していただく
- 黒字経営の大切さを説明する
- 決算書類は課税庁だけでなく、資金調達の観点も意識していただく
寄り添っているからこそ、書面添付などを通じて客観性と透明性を確保します。
お役立ちするための立ち位置と、税理士法上求められている立場は、両立すると考えています。
参照 税理士法第1条「税理士は、税務に関する専門家として、独立した公正な立場において、申告納税制度の理念にそつて、納税義務者の信頼にこたえ、租税に関する法令に規定された納税義務の適正な実現を図ることを使命とする。」
税理士試験の詳細が発表されました。
例年と異なる準備が必要ですね。応援しています。
【編集後記】
昨日は娘が夕食の手伝いをしてくれました。
自分で育てたバジルを使ったバジルチキン。
包丁を上手に使って、バジルをみじん切りにするお手伝いです。
【昨日までのIKUMEN飯】
おはよう‼︎ご飯だよー。転校前で落ち着かない水曜日、朝から本気のオムライスで送り出すよ‼︎ #イクメン飯 pic.twitter.com/pkt7vSdZ2K
— 札幌税理士 板倉 圭吾 (@itaxez) July 14, 2020
ご飯できたよー。リクエストで再びオムライス‼︎ホタテの野菜の中華スープ、ホッケ、野菜とウィンナーの炒め物。野菜たくさん食べてくれてありがとう‼︎ #イクメン飯 pic.twitter.com/cjNdxXfA0Z
— 札幌税理士 板倉 圭吾 (@itaxez) July 15, 2020