※マリメロの果実
みなさま、ごきげんよう。
北海道札幌市中央区の税理士 板倉圭吾です。
「とても優しい香りなので事務所に置いておくと良いですよー」とお客様からいただいたマリメロ。
気に入っています。
紹介のデメリット
さて、今日は税務顧問先を紹介されることについて。
- 紹介は条件が合わないことが多い
- うちのやり方に合わないことが多い
- 断りづらい
など、紹介から関りが始まることに否定的な声を聞きます。(半径5mくらいの声)
板倉事務所では、現在の顧問先からご紹介いただいた場合については出来るだけ時間を作ってお会いするようにしています。
ただ、ちょっと目的は他の事務所と違うかもしれません。
紹介された方との打ち合わせで行うこと
prepシートで、打ち合わせ冒頭に具体的に設定するゴールは、
- 税理士に依頼する内容が明確になった状態
- 2024年の確定申告について税理士へのニーズが明確になった状態
- 税理士事務所の特性を理解した状態
などです。
つまり、板倉事務所で引き受けるための情報収集ではなくて、主体的に税理士を探すために必要な情報を提供するための打ち合わせと位置付けております。
まずは税理士と経営者の情報格差を埋めて、それからどの税理士に何を依頼するのかを自分で決断していただくための時間と捉えるのです。
紹介が悪いんじゃない
私が考えているのは、
「紹介によって税務顧問を引き受けて良くなかった先例があったことは、紹介が悪いのではなく、情報格差がある状態で税務顧問を探しているからだ」というものです。
例えば、個人事業主の所得税確定申告はインボイス後に一気に報酬額が上がっている印象です。工数が増えており、働き方改革で税理士事務所スタッフにも負担を強いられないので当然だと思います。
ただ、「先輩から3年前に10万円でやってくれたって聞いたから、同じ価格で記帳代行込みでやってほしい」という経営者がいることも事実です。
そういう時に私のアプローチは役に立っているなと感じます。
※板倉事務所の2025/3/15の確定申告は受付を終了しています