※お手紙(おもて)
お手紙をいただきました
皆様、ごきげんよう。
北海道札幌市中央区の税理士 板倉圭吾です。
今日午前に訪問したお客様のご令嬢たちからお手紙をいただきました。
裏面はブログ最後に。(掲載許諾を受けております)
昨日の出来事
昨日は市内にある税理士事務所を訪問しました。(立地も広さもすごい良い感じでした)
10月にバッタリお会いした先輩税理士です。数年ぶりの再会で、「今度事務所に遊びにおいでよ」とお誘いいただいておりました。
繁忙期に入っているにもかかわらず、いろいろと深い話をする時間をいただきありがとうございます。
スタッフの方にもご挨拶しましたが、皆様明るくて良い人そう。itaitaブログ、これからもたまに読んでいただけると幸いです。
先輩税理士に伝えたこと
私は自宅事務所で、ひとり税理士として活動しております。
最近の動向を聞かれて、お客様とのミスマッチ解消について説明しました。
このブログとかの内容に近いかな。
ファミチキで例えてみた
税理士と納税者のミスマッチについて、得意のたとえ話にしてみました。
よくあるミスマッチは、納税者がファミチキを所望しているところから始まります。
(納)ファミチキください(→当日ふらっと行ってもすぐに面談・相談できて、安く、誰でも受け取れる敷居の低い税務サービスをお願いしますの意味)
(税1)うちはセブンイレブンです(→あなたの希望するサービスではなく、こちらのメニューにあるナナチキで納得できないのであればお引き受けは難しいですの意味)
これだとまだ会話として成立するかもしれません。
値段感やサービス内容的には類似していますからね。「freeeじゃなくて弥生だったら引き受けます」的なのが典型的かな。
(納)ファミチキください
(税2)うちは、完全予約制の割烹料理店です(→面談にも数日前からの予約が必要ですし、金額は資格の価値を反映したものであり、こちらの選んだお客様だけに手間暇かけた税務サービスを提供しますの意味)
これはもう会話にならないパターンですよね。
ただ、税理士事務所がどのようなサービスを標榜しているのかはなかなか伝わりません。
板倉事務所では、提供するサービスについてこれくらいのこだわりを持っております。
なので、値段感が最初から合致することも少ないですし、ファミチキだけではなく、アルデンテのパスタや本格印度カレーライスを所望される方にもお役立ちすることは難しいです。
であれば、ということでブログで書いたのは、紹介でお会いする納税者に対しては、最初から「完全予約制の割烹料理店が教える、揚げた鶏肉商品の上手な買い方」とか「完全予約制の割烹料理店が教える、自宅で鶏の唐揚げを上手に作る方法」とかを提供する機会にしようということです。
納税者にとって、ナナチキとファミチキとからあげくんの違いと同じように、税務サービスの違いをインターネットで把握することは困難です。
「衣が付いている鶏肉」というのと、「3/15に確定申告をする」というのが同じだと仮定したら分かりやすいかなと思ってたとえ話にしてみました。
店舗で買わなくても良いかもしれないし、よくよく私とのやり取りを重ねてみたら、大切な人生だし、割烹料理店の「こだわり地鶏の唐揚げ」が合っているかもしれない。
少ない時間でしたが、先輩税理士との邂逅はそのような考えを想起させてくれました。
コンビニチキン税理士は減ってきている?
その上で、「せめてケンタッキー・フライド・チキンくらいには待ち時間や費用感を引き上げてもらわないと無理」というのが二人の結論でした。
ファミチキを提供することの困難さ(インボイス制度や働き方改革など)が数年前と比較して、大きく増していることが原因です。
私見としては個人の確定申告は自力で完結させる方向に進んでいくのが健全だと思っております。
少なくとも、私の周りにコンビニチキンを提供する税理士はおりません。
それなら、揚げ物教室みたいな感じでやり方を教える税理士の方が探しやすいかな。
【編集後記】
あいかちゃん、まどかちゃん、また遊ぼうね。いたくらさんより。
ブログを書いている合間に、ソニー生命の方が年末のご挨拶に来てくださいました。家族そろってお世話になっています。ありがとうございます。