※雨上がりの神宮参道(今朝)
おはようございます。
北海道札幌市中央区のイクメン税理士 板倉圭吾です。
独立してから、「これはおかしい」と思ったことは声を上げるようにしています。
とりわけ、こちらが「お金を払っていることがら」や「無償(交通費のみも含む)で役務提供していることがら」についてです。
勤務時代と比べて、自分ながら文句が多くなったなぁと感じていましたが、これもひとり税理士の進化だと捉えることにしました。
「お金を払っていることがら」で気になること
TKCやfreeeなどはこちらがシステム料などを払って、システム利用をしています。
そして、それぞれTKC全国会や認定アドバイザー制度などを通じてこちら側のリソース(時間・場所的拘束)を要求してきます。
「委員会に所属しろ」「会議に顔を出せ」「会長の有料研修動画があるので一週間以内に視聴しろ」「忘年会で余興をしろ」「(契約外である)必須研修を受けろ」などがこれまでの要求事項です。
「委員会活動を頑張ると自然と事務所経営も良くなる」というスタンスにはコミットできません。(育児があるし、従業員いないし)
自分が余興をするのも嫌ですが、大同の新人が必死に余興をしているのを笑う気にもなれません(新入行員の頃の自分を見ているよう)。
また、有料のセミナーにおいて理由を明示せず参加者のPC利用禁止というのも困ってしまい途中退席しました。
行動に移してみると、案外通じるものです。
「無償で役務提供していることがら」で気になること
団体の監査役や監事、マジカチリーダーなどをお引き受けすることで社会的貢献ができればと考えております。
その局面においても、
- コロナ禍であるにも関わらずZOOM対応していない
- 議事が明確になっておらずアジェンダ迷走の会議となる
- 打ち合わせの終了時間が未定である
- 個人の生き方・尊厳にかかわる
ことなどについては苦言を言わせていただいております。
「免疫力アップ」「守備力向上」と捉えよう
ひとり税理士は、お客様への価値提供に最適チューニングされていきます。
私の場合、全てのリソースが家族とお客様のために優先されます。
組織に属している方とのズレを我慢することが、お客様への提供パフォーマンスの低下につながるのであれば声を上げるべき(あるいは無言で立ち去るべき)でしょう。
それを「免疫力アップ」「守備力向上」と捉えましょう。
もちろん、組織にも良さがあります。社会的信頼やプロジェクトの規模感はさすがだと思います。(例えば感染防止に対する医師会の提言などは素晴らしいですよね。)
税理士として独立開業しても組織の影響は排除できません。税理士会へは強制加入ですし。
TKCもいまだに影響力のある団体です。その提示モデルに従って事務所拡大路線を進む仲間もおり、応援はしています。
ただイクメンひとり税理士となった今、私がその組織の論理・提示モデル・委員会活動にフルコミットすることは難しいです。
言われたことに従いっぱなしにならない免疫力・守備力は進化とともに向上していくでしょう。
八方美人にならないことが、イクメン税理士のメンタル安定術だと思っています。
※特定の方を批判する意図はありません。私の生き方のご紹介です。
※今朝の井ノ上陽一メルマガに多大な示唆を受けて書きました
【長めの編集後記】税理士レーダーチャート
レーダーチャートというグラフがあります。
野球のゲームなどで選手の能力を可視化するためにも使われます。
ピッチャーだと
- スタミナ 4点
- 球速 5点
- コントロール 2点
- 変化球 7点
といったようなものです。
ひとり税理士(現在)と、勤務税理士(4年前)の私を比べた場合を想像していました。
そもそも要素が変わってくるかも…
勤務税理士(4年前)
- 税理士資格 7点
- 定時出勤 7点
- 電話対応・事務所の除雪や清掃 4点
- 税務知識 3点
- 残業対応 3点
- 所長への忠誠度 6点
合計30点!!
といったような事柄が使用者サイドで考える要素でしょうか。
ひとり税理士(現在)
- お客様への寄り添い 10点
- 自分らしい生き方 10点
- 税務知識 4点(少ないぞw)
- 免疫力・防衛力 6点
合計30点!!
といったところでしょうか。
同じリソースを少ない要素に集中させることがキモだと思います。
【今朝のIKUMEN飯】
ウィンナーと小松菜です
オムライスにしました
連休明けの木曜日、ちょっと朝起きるのもダルそうでした