税理士板倉ブログ ITAITA

札幌のイクメン税理士ブログ IT×AI×TA(Tax & Accounting)

ひとり税理士 ブログ

お客様のストーリーや世界観で決算を語る<№470>

投稿日:2020年10月21日 更新日:

Pocket

※朝日に反射する雪虫 北海道の晩秋の風物詩です

 

おはようございます。

北海道札幌市のイクメン税理士 板倉圭吾です。

今日は以前の記事ストーリーや世界観は模倣されないの続編です。

 

アーティストの通訳

最近、美容やデザインなどご自分の感性をビジネスにされている方のお役立ちが多いです。以下はアーティストとお呼びしましょうか。

私に求められているのは、お客様の感性を言語化・数値化すること。

そして、言語・数値を感性で理解できるようにすること。

 

外部利害関係者との通訳であり、経営パートナーという位置づけです。

 

身内のアーティスト

実は、アーティストとしての生き方を選択したお客様に圧倒的なリスペクトがあります。

私の弟と妹は音楽を専攻する大学院を修了しており、二人とも音楽に携わる生き方をしているのです。

弟が、大学進学の際に「音楽専攻に進みたい」といった際には反対しました。「食べていけるの?」と。

その時の私は商科大学の学生、それから銀行・国家公務員・税理士と感性を必要としない職業を重ねてきましたが、彼らは自分の信じた感性で芸術活動を続けています。

私にはできない針路選択をして、人生航海中の彼らに「すっごいなぁ」といつも感じるのです。

 

アーティストとの邂逅

そんな私が今となって、「アーティスト」との邂逅です。

なんとかお役に立ちたいと日々模索しています。

「大工と話すときは、大工の言葉を使え」(伝え方のオーダーメイド)

この記事のアーティスト版です。

 

最近気が付いたのは、アーティストは、お客様に提供したい価値や、いただく対価について、税理士の使う言葉ではない「何か」でイメージしている。

非言語領域も含めて、大切にしているストーリーや世界観があるということです。

それを共通言語化することで、アーティストに決算を語りましょう。経営課題について、「世界観をより良いものにするためには…」とお伝えするのです。

直截的な「粗利率を上げましょう」よりも伝わったと感じています。

そこで共有できたことは、会計言語化すると外部利害関係者に伝えることができます。

いわゆる事業性評価につながる情報がそこにあるのではないでしょうか。

-ひとり税理士, ブログ

執筆者:

関連記事

5月のIKUMEN飯を紹介します<№629>

みなさんおはようございます。 北海道札幌市中央区の税理士、板倉圭吾です。 税理士の繁忙期とされる5月を終えました。 そんな5月、料理を何回か作ったので紹介します。 久しぶりのIKUMEN飯ブログです。 …

新しい体験をしてみよう<№36>

新しい体験をしてみよう 1日1新を始めてからというもの、「昨日の無意識に新しい体験はなんだったろう」と振り返る習慣がつきました。 そしてそれは、「今日はどんな新しいことをしようか」、「明日は…」という …

「何によって憶えられたいか?」って聞かれたらあなたは何と答えるでしょうか<№236>

チーム孫の手、再結集 おはようございます。 北海道札幌市西区発寒のイクメン税理士 板倉圭吾です。   金曜日は、チーム孫の手で関与先の定款や登記情報のチェックを行いました。 多角的な検討は、 …

イクメンノマド税理士をめざし、乗用車で年末調整をしてみた<№87>

昨日はスキー場のロッジで作業をしたけれど こんにちは 札幌市西区のイクメン税理士 板倉圭吾です。 昨日、スキー場で確定申告という記事をご紹介しました。   PCがあればできる作業を、守秘義務 …

【マネーフォワード北海道支社さまに感謝】税理士シンポジウムが無事開催されました<№366>

※マネーフォワード北海道支社さんありがとございました   税理士シンポジウム、開催しました おはようございます。 札幌市のイクメン税理士 板倉圭吾です。 三連休、終わっちゃいましたね。 皆さ …