※北海道神宮2024/11/8撮影
おはようございます。
北海道札幌市中央区の税理士 板倉圭吾です。
今日は思考の整理をアウトプットしてみます。
いま、47歳の板倉圭吾が「50代をどう生きるか」について考えていることです。
割と、顧問先の経営者には年齢が近い方もいて、「50代をどう生きるか」ということを話す機会もあり、自分事として考えてみました。
力任せには出来ない
前提として、加齢によりパフォーマンスの維持が精一杯(むしろどんどん低下していく)の要素があります。
例えば、体力・知力・記憶力など「ちから」が付くものです。
力任せには出来ないのが50代。
AIとも戦わなくてはいけない
金融機関のリストラや有人レジからセルフレジの移行、配膳ロボットなどが例に挙げられますが、諸外国では「機械でもできること」は人間の職業から置き換えが(日本よりも)進んでいる印象です。
私が50代を迎える頃には「そこに誰かがいる」とか、「手作業でテンプレを加工してアウトプットする」、「打鍵メインで記帳代行を行う」などはほぼ無価値になります。
(公務員などは別だとは思いますよ…)
今あるものだけでは足りない
私が新入行員だった当時(25年くらい前)の銀行幹部は「50代になったらこれまでの蓄積でやっていける」と言っていました。「だから20代の今頑張れよ」というエールも含まれていたのでしょうが…
残念ながら、現在の経営幹部はこれまでの蓄積では全く足りません。
知識量で測定可能だった学歴は若いころにチャンスを得るためには有益でしたが、50代になってから頼りに全くできません。
今あるものだけでは足りないのです。
取捨選択が問われる
50代を迎えるにあたって「余計な荷を下ろして、自分に今までなかったものを取り込む作業」が必要だと思っております。
私だと、捨てるのは飲酒(習慣)とゴルフですね。「宴席参加が必須」の仕事は(あんまり声もかからないけど)お断りしようと思っておりますし、誰かと仲良くなるためにゴルフに行くというのも(こっちは良く誘われる)魅力を感じません。
あとは、体力任せの仕事。納期が短い仕事はお断りします。個人事業主の確定申告などは、通年でお任せいただいている方ばかりになりました。
取り込む作業としては、古典などをメインにした教養を考えています。そして運動習慣。
経営者に「税金知識の提供だけではなく、人間として成長できる」と思っていただく存在になります。そのためには温故知新が大切だと考えています。
悠久の時間に朽ち果てない名著にたくさん触れ、AIには置き換えられず、自信を持って生きられる生き方を目指します。
今は橋本左内の「啓発録」を読んでいます。
みなさんも自分の生き方を改めて考えてみましょう。
人生をやり過ごすのではなく、積極的に選択して生きていくことを意識してみましょう。
今の考え方・今のやり方で50代をずっと生きていけますか?
[…] 前々回のブログでも書きましたが、 […]