※散歩も大切なコミュニケーション
久しぶりのブログ更新です
こんにちは。
北海道札幌市西区発寒のイクメン税理士 板倉圭吾です。
皆様、お元気でお過ごしでしょうか?
北海道全体が「緊急事態宣言」ということでザワザワしていました。
3月19日に宣言が終了して、ようやく少し落ち着いた印象です。
この時期にやったこと、やらなかったことをまとめます。
やらなかったこと① ブログ更新
板倉の生き方のスタンスを紹介する過去記事です。
私の(仕事)時間は、現在の関与先のために最優先に使います。
私の(人生の)時間は、家族のために最優先に使います。
私がブログを書く理由は「家事育児と税理士業を両立している様子を既存のお客様にお伝えしたい」から(尾藤さんのブログを読んで)
ブログに対するスタンスを紹介する過去記事です。
「イクメンとワーキングマザーをサポートしたい」という、板倉事務所のミッションを税理士板倉が当事者として体現していることを伝えたいのです。
顧問先と飲み会に行って日中では言えないことを話し合う。ゴルフや視察旅行など同じ時間を過ごすことで親睦を図る。ということが得意な税理士は多いと思います。
ただ、私にはその時間がない。
このブログが一方的ながらも近況報告になるなら嬉しいな。という思いです。
地に足着いた、イクメン税理士であり続けます。
これらの記事をご覧いただいている方には、私がこの時期にブログ更新をしなかったことがご理解いただけることと思います。
家族と関与先のために最優先の時間を使っていると、ブログ更新は叶いませんでした。
やらなかったこと② Twitter(投稿、閲覧)
Twitterについては、「独力ではリーチできない情報」を「信用する発信者から得ること」が目的です。
お客様の獲得や、士業の仲間を増やすのは目的ではないため、たびたびSNSデトックスの対象としておりました。
そもそも税理士業の繁忙期であり距離を置いていたところ、コロナ対策をめぐる発信収集についての有用性も疑わしい…(公式サイトが安心する)
加えて、近隣商業施設の消毒作業などのトピックからも遠ざかりたかったのでまったくアクセスしませんでした。
Twitterと板倉事務所の相性については考えることろがあり、今回からブログ更新tweetも停止します。
ブログの目的から鑑みて、Twitterからのアクセス流入が途絶えることも困らないし。
やらなかったこと③ 大勢が集まる場所への参加(代替策を考えよう)
できるだけ会議へのリアル参加は避けています。監事を務める団体の会議についても、zoomにて参加しました。
(社会福祉法人の理事会など定足数の考え方について)テレビ会議参加者を算入することについて、監督官署に確認すると容認姿勢であることが多いです。
「どうしても顔を突き合わせて」という集まりが、実は少ないのだと感じる良い機会です。
他方で、関与先からの依頼による代替不可能な会議がありました。私がその会議にリアル参加することがお役立ちできるとの判断です。
この判断を自分で決定できることもまた、ひとり税理士の利点ですよね。
やらなかったこと④ 申告期限延長に伴う新規受注
昨年までは、確定申告時期の仕事を増やそうと考えておりました。
具体的には、年1回の課金で個人事業主のクラウド会計導入~申告をサポートするというものです。
関与先が増え、定額の顧問料を払ってくださる個人事業主のお客様へ(板倉事務所の時間の使い方として)申し訳ないとの思いから、今年サポートメニューは募集しませんでした。
その延長線上で考えたのが、
「当初の期限内でお手伝いできる範囲の仕事量」を意識することが、長く責任をもって顧問税理士を引き受けるキモではないか?ということです。
そのため、期限延長に伴う確定申告の新規受注はお断りしました。
やったこと① 子どもに寄り添う時間を増やす
何と言っても、親として子どもに寄り添う時間を増やしました。
小学校も学童保育も行けない時期において、不安な気持ちを受け止めたい。
- おいしい料理を作って食べさせる
- 料理の手伝いをしてもらう
- 散歩に一緒に行く
- 洗車を手伝ってもらう
- あやとりをYouTubeで始めてみる
- 日本料理店でランチをする/料理人体験をさせてもらう
- 旅行に行く
- 進級後の勉強を一緒に先取学習する
- 百人一首を覚える
- 娘の服を一緒に選ぶ(zozo)
など、仕事の進行を意識しながらも、子どもに寄り添うことを徹底しました。
やったこと② 顧問先の資金繰りについて検討する
クラウド会計にて関与しているお客様の場合は、速報値をいつもより早く出せるように工夫しました。
それをもとに、売上減のシミュレーションも。
融資が必要な局面であるかどうか、現状認識だけでなく将来の展望も含めて社長との打ち合わせを重ねます。
やったこと③ 融資の補足書類を作成する
融資が必要な局面であるとなったら、次はスピード勝負です。
- 必要書類の準備
- 顧問税理士としての補足書類の作成
これらは顧問税理士として行っており、別途料金はいただきません。
補足書類には、STRAC図、BAST分析、資金繰りシミュレーションなど融資担当者がすぐに稟議組み立てを検討できる内容を盛り込みます。
さっそく、この時期に申し込んだ案件について順次嬉しいご連絡が届き始めました。
やったこと④ 3月申告先の45日決算
個人所得税のピークの時期ではありますが、法人決算は各社年に一度きり。
どの時期であっても、同じように決算作業を進めたい。この時期にできるのなら、他の時期でも可能なはず。
ということで今年は、全関与先について45日決算をトライします。
早く決算が完成してデメリットは一切ないですし。
「ギリギリで作り上げた方が、ありがたく感じてもらえる」なんていう小芝居をしなくても良い素敵なお客様ばかりです。
「ありたい生き方」から私なりに考えて過ごした期間でした。
「やらなかったことが大きな効果をもたらした」というのが正直な感想かな。
まだまだ親としても税理士としても成長過程です。
伸びしろを意識しながら、3月の残りの期間も一生懸命過ごします。