※10日前の北海道神宮
※今朝の北海道神宮
おはようございます。
北海道札幌市中央区のイクメン税理士 板倉圭吾です。
一気に雪解けが進みました。今日も暖かくなりそうです。
「今日は無料で提供できること」を考えてみます。
①(知人から)「ちょっと教えてほしいことがあるからこれから来れる?」→顧問契約以上の要求です
実際にありました。
数年ぶりの電話で急に呼び出されることが。
残念ながら、顧問契約をしているお客様に迷惑がかかるので対応できません。
そして顧問契約をいただいていても当日呼び出しはお断りしています。
顧問契約以上の要求について、無料でのご提供は難しいのです。
おそらく「税金ならあいつに聞いてみよう」だと思うので、純粋な気持ちに水を差すようで申し訳ない気持ちはあるのですが。
「特定の話題に対して、職業会計人として高い規範意識を要求されていること」「営業時間は現在のお客様に全力投球していること」を受け入れていただきたい。
②「この条文どういう意味?」→顧問契約と同等の要求です
メールに国税サイトのURLを貼って、「これどういう意味?読んでもわからない」と聞かれる方もいます。
顧問契約をいただいていれば、喜んでお手伝いします。(というか、そのような質問が来ないように先回りしてお調べします)
職業会計人として、条文読解を無料でお手伝いすることはできません。
日本語ネイティブが読んでも意味がわからない税法条文(最近だと再構築補助金とかもね)と向き合っているのが税理士(経営革新等支援機関)です。
社会的責任を負っておりますし、読解スキルを積むだけの勉強時間を捧げております。
③「社外取締役に無償で就任して」→責任はゼロでしょうか?
社外取締役、監事など職業会計人としてお手伝いすることもあります。
でも「報酬ゼロで♪」と言われたら、お手伝いできる範囲に限界があります(めっちゃ早め)。
経営が順調で、労使のトラブルもなく、意思決定もすんなり…そんなところは少ないですよね。
社外取締役や外部監事を必要としている状況は相反するもののはずです。
「責任と報酬は釣り合っているべき」であると考えております。
「終了時間が見えないエンドレスなzoom会議参加」とか「(法的・経営判断的に)重要議題の判断を問われる」は有償であるべきと考えております。
そう考えると、お引き受けできる範囲はすごく限られることをご理解ください。
申し訳ありませんが、「報酬をお支払いいただいている顧問先のお客様に対して何と言っていいのか」という思いになります。
④(顧問のお客様から)「紹介したい方がいる」→ありがとうございます
税務顧問や個別コンサルティングのお客様から、税務相談についてのご紹介をいただくことがあります。
実際の板倉事務所(合同会社アイタクト)のサービス提供にご満足いただいて、それをお知り合いにも広めてくださる。感激です。
その信頼にお応えする時間は無料でいいと考えています。
現在、ご紹介のお客様には60分の無料面談をご提供しております。
現在のお客様の信頼が何よりの報酬です。
まとめ
紹介いただいたお客様について、新規契約に至らなくてもいいのです。
そういう「ヨコシマ」な気持ちを排除して、60分でしっかりお役立ちできることを考えております。
確定申告時期も終わり、ご紹介やご依頼をいただくことが増えてきました。
板倉事務所の基本スタンスは
- 「育児」も「税理士としての価値提供」も妥協しません。
- 私の(仕事)時間は、現在の関与先のために最優先に使います。
- 私の(人生の)時間は、家族のために最優先に使います。
というものです。
なお紹介面談の際は、ミスマッチを防ぐため、事前にブログをご一読いただくことをお願いしております。
【編集後記】
冒頭の写真、2種類あるのは書き始めた時と公開した時の記念です。
実は一度ボツにした記事だったのです。
昨日、とある方から背中を押されて数度のリライトを経て公開するに至りました。
[…] というのはいつになっても慣れません。(過去ブログ) […]