開業したての税理士にとっての収入源
開業したてで、顧問先が少ない場合、収入源として
- 資格学校などの講師
- 先輩事務所でのお手伝い
などが挙げられます。
そして、タイトルの
- 税務署相談窓口
- 税理士会の無料相談窓口
も大きな収入源となる可能性があります。
ここでの、税務署相談窓口とは確定申告時期にたくさんいる、あのイメージです。
税理士会からの依頼により、税理士は協力に努めなければなりませんが、その回数などは自己申告で応募できます。なので、「行ける時はすべて希望して、税務署相談窓口でたくさん稼ぐ」というのも戦略的にはアリです。税理士会も登録番号が新しい(開業すぐの)税理士に優先的に割り当ててくれます。
引用:静岡新聞
長所と短所
税務署相談窓口の長所と短所を考えました。
【長所】
- 責任の範囲が明確である(マイナンバーの取り扱いや節税提案など)
- 時間が決められている
- 単価が決められており、明朗会計
- 回収懸念がない(国からの支払いなので安心)
【短所】
- 時間が決められている
- 場所が決められている
時間的な拘束をどう捉えるかによって、長所と短所どちらにも当てはまります。
金額的にも大きな収入源となり得るので、本当に経営判断だと思います。
板倉事務所としては柱にしないと決めた
開業すぐであり飛びつきたいところですが、板倉事務所の収入源の柱にしないことに決めました。
つまり、協力できる範囲である数回の参加にとどめます。
理由は、やはり時間が決められていることです。冬期で子どもの発熱などがリスクとしてあること、保育園の送迎もあるので慌ただしい日々を送ることになってしまうことがイクメン税理士としてネックになります。
(税務署相談窓口にガンガン稼ぎに行くという意味での)繁忙期を作らず、業務平準化を図ることも経営判断としてアリではないでしょうか。
【編集後記】
札幌はすっかり雪景色です。
【昨日の1日1新】
ライザップ監修のチキン(ファミリーマート)
[…] 私にとってはありがたいお話です。(過去記事参照) […]