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【安心の仕組み化】あと50年税理士事務所を続けることはできない<№765>

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写真:さとうはなみつさんのお花(いつもありがとうございます)

 

創業50周年のお祝い

おはようございます。

北海道札幌市中央区の税理士 板倉圭吾です。

 

写真は、顧問と会計参与を務める会社に贈ったお花です。

会社の創業50周年をお祝いいたしました。

 

私の年齢が48歳ですので、それより前から創業していた企業ということですね。

事業承継も行われており、第2世代の方が代表を務められております。

 

板倉事務所の50周年はアリ?

一方で、板倉税理士事務所に「50周年」という未来を重ねるのは難しい。

事務所の活動は今が8年とちょっと。

「50周年」を迎える42年後…私は90歳になっていますから、同じ体制で続けている姿は現実的ではありません。

今年創業したお客様の50周年には、私は98歳。

顧問税理士としてその日を迎えるのは、倫理的にも身体的にも難しいでしょう。

ひとり税理士事務所の「いつまで続けるか問題」、(少し先の)50歳代の課題として意識しています。

(少し前は、イクメン税理士からの出口戦略を考えていました)

後継を雇用する、他事務所に移譲する、何もせず廃業する…

選択肢は複数ありますし、まだ最終判断をする段階でもありません。

 

50周年を目指したい取り組みがある

そんな中、別の取り組みとして続けているぺんぎん労災サポートセンターは、「50年続いてほしい」と強く願っています。

フリーランスの皆様に信頼される団体であること。

制度をより良く整備し、私がいなくなった後も機能し続ける仕組みにすること。

監査役として(会社法上の)大会社に関わるようになってからは、「仕組み」が持つ力を強く意識するようになりました。

もちろん、今の私にはどちらも大切ですし、どちらも幸せな役割です。

ご縁に感謝しかありません。

「税理士としての価値提供も、父親としての役割も妥協しない」
そして
「安心を仕組み化し、未来に引き継がれるインフラにする」

これが、いまの私の考えていることです。

 

まとめ

ひとり税理士事務所として、自分という「個」の力を最大限に生かすことが、独立開業後のチャレンジでした。

そして今は、そのチャレンジを続けながら、人が変わっても安心が続く仕組みをつくることが、私の新しいチャレンジです。

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