※息子(小4)制作のジオラマ
ストロング酎ハイの効用
おはようございます。
北海道札幌市西区発寒のイクメン税理士 板倉圭吾です。
上の写真は、息子の自由研究です。「昭和の光景」をジオラマに。楽しそうにやっていたので、良かった。
北海道はまだ冬休みが続いています。今週いっぱいはまだお休み(=お弁当持参で児童会館)です…
さて、冒頭のタイトル「ストロング酎ハイの効用」です。
よく聴いている「東京ポッド許可局」で取り上げていた話題。
せわしない現代で手っ取り早く気分転換できるために、アルコール度が高い酎ハイが支持されているのではないか?という内容です。
- 本当は、「何を飲むのか」「どこで飲むのか」などアルコールにまつわる文化があったはずなのに、それすらショートカットする現代って?
- できるだけ考えないように、1か所ですぐに用が済むように少し割高なコンビニを使っている
というような展開でした(と理解しました)。
ストロング酎ハイ的な税理士にはならない
- レシート集計や銀行データ入力などの作業から社長を解放する
- キャッシュレスを推進して、現金出納帳の入力を減らす
- 勘定科目の自動推測、仕訳の自動登録ルールの構築で伝票入力のストレスを減らす
私がお手伝いしているお仕事の一部です。
でもね、板倉事務所が評価されたいのは「できるだけ考えないように、1か所ですぐに用が済む税理士事務所」ということではないんです。
逆に、「本質に時間を割いて考え抜くお手伝いをするため」に、板倉事務所とチーム孫の手があるのです。
企業を経営していくのに、外部の専門家(税理士含む)に知恵を分けてもらうことはあっても、社長が一切考えないということはありません。
即効性をアピールする税理士事務所なんて、うさんくさいよね。
クラウド会計だって、フィンテックだって万能ではありません。軌道に乗るまで、従来の方法の方が短時間で終わることは多いものです。
なぜ酎ハイで例えたのか
「気分転換にすぐに酔いたい」というニーズにアルコール度数の高いお酒というのは、即効性とコスト面でメリットがあります。「友達と楽しく飲む」とか、「こだわりのお酒をじっくり飲む」といった飲み方の選択肢の一つとしてアリですよね。
「会計作業を楽にしたい」というニーズに対し、「作業をAI/ITで代替することはできます」とお伝えすることはできます。低コストアピールする事務所もあるでしょう。でも、「企業経営自体は楽になりませんよ。リソースの配分を変えるだけですよ。」ということも同時に伝えるべきだと思っています。
「すぐに酔えます」=「税理士に依頼すると経営が楽になる」の期待感は、会計では幻想なのです。
非ストロング系税理士の価値提供
関与先の話です。仮にD社としておきます。
売上が計画より低迷しており、株主からは社長の進退まで言及されています。
数か月後の売上(利益)目標に向けて、私も、社長の戦いを後方からサポートしています。
本来、税務顧問で立ち入る領域ではないのですが、D社の本質的な課題であり、知らん顔は出来ないのです。
本気で困難に向き合う社長に、ITツールをご提案し、業務の効率化を進めています。
すべては営業力強化のため。
社長が、営業に出られる時間を作るためです。
ここから数か月、じっくり売上を上げていくこと。
本質に向き合う時間を創り出す。
それが板倉事務所のご提供する会計の価値だと思っています。
(D社社長には掲載を認めていただいています。今回は「一致団結して頑張ろう」という趣旨で記事にしましたが、基本的に関与先の状況は詳らかにすべきではないというスタンスです)
【編集後記】
昨日は、9:00から関与先とお打ち合わせ。保育園が8:00から受け入れ開始なのでかなり急ぎました。
その後、税務署へ。
支払調書などの電子申告を全関与先分終わらせてから、16:30頃に税理士会へ。(賀詞交歓会参加のため16:00で閉まっていた)
今日は午前中作業をして、午後は税理士会に再度行ってから、銀行本店でお打ち合わせ。
【昨日の1日1新】
Brother DCP-J577N (プリンタ故障のため近隣店舗で購入 インクジェットでホントに用が足りている)
ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 (映画 決断することの大切さ、憲法上の権利などを尊重する大切さが伝わってくる)