※ザクザクの道路(先週の札幌)
おはようございます。
北海道札幌市中央区の税理士 板倉圭吾です。
札幌は昨日から15度寒くなったらしい。
一気に冬に戻りました。
さて、今朝は公職について。
2022年4月から北海道庁の包括外部監査人補助者を務めておりました。
昨日は2期目の外部監査結果の手交式。
今朝の北海道新聞には記者会見の様子が取り上げられておりました。
副知事や監査委員とお会いして、記者レクに臨みました。
任期の間は、(補助者を務めていることは公表されているので)公職に就いたことはお客様にもお伝えしておりました。
ただ当然ながら、その時、どのような監査を行っているかについては守秘義務がありますし、今後も世に出た報告書以外のことを話すことはできません。
報告書の内容についても、今後所定のプロセスを経て北海道が公開するまでは口外するつもりはありません。
その上での感想です。
包括外部監査に税理士資格が加えられていることの意義を考えて、2年間監査をしてきました。
(弁護士や公認会計士ではない)税理士ならではの切り口を考えつつ、金融機関や国家公務での勤務経験も活用して、(報告書への掲載有無を別として)監査プロセスを通じて行政担当官に気づきを得ていただくことを重視してきました。
「私なりに一定の役割を担えた」と自負するとともに、報告書について「もっとこう書けばよかったかも」という気持ちもあります。
また、外部監査チームとしての合意形成過程も大変勉強になりました。
普段、ひとり税理士として意思決定をしている私にとっては、「まどろっこしい」と思うこともある反面、「みんなで議論して出された結論には読者に対しての説得力と論理構成の安定感があるなぁ」というのも発見です。
お声がけいただいた監査人の鈴江誠税理士には大変感謝しております。
ひとまず2年間の任期でやることはすべてやり遂げたので、引き続き確定申告を頑張っていきたいと思います。