税理士板倉ブログ ITAITA

札幌のイクメン税理士ブログ IT×AI×TA(Tax & Accounting)

コンサルティング ブログ

「課題がわかっている方へのコンサルティング」で大切にしていること3選<№506>

投稿日:

Pocket

※大阪に来ています

 

皆さん、こんにちは。

北海道札幌市中央区のイクメン税理士 板倉圭吾です。

昨日から大阪に来ています。

札幌からくると季節の違いを感じますね。

さて、今日は「課題がわかっている方へのコンサルティング」で大切にしていること3選について書いていこうと思います。

昨日のコンサルで得た気付きを織り込んだ記事です。

 

①コンサルタントの立ち位置を明確にする

課題がわかっている方へのお役立ち。

例えば、

  • 資金調達(融資支援)
  • 創業
  • 公務員から転職

などでは、

  • 借りたい
  • 始めたい
  • 辞めたい

という決断をされてその先に悩んでおられます。

 

頭の体操としては、転職の場合「辞めない」も選択肢ですが、そこを熟慮してご相談に来られていると捉えています。

 

が、宣言せずに辞める前提で選択肢でお話を進めるのは不誠実ではないでしょうか。

「どうやったら転職できるかを今日は考えましょう」と明確にしてお打ち合わせをスタートするのです。

結果として、辞めないという判断をされるのは全く問題ないですし。

一つの視座から光を当てて深掘りすることが、納得の行く決断をサポート出来ると思います。

 

②共通言語を確立する

深掘りに必要な言葉は、日常会話では足りません。

そこで5分ほど共通言語を確立する時間を取ります。

資金調達であれば、「運転資金とは」「設備資金とは」「試算表とは」というようなこともお客様と定義を一致させるようにしています。

お客様にとっては初めて聞く言葉もあると思います。できるだけ、「漏れなくダブりなく」を意識しましょう。

そして、冗長にならないこと。

 

③問題点ではなく改善点

資金調達支援の際に、貸す立場(銀行)と同じ目線でチェックする必要はありますが、伝え方は変えなければなりません。

貸す立場では「問題点」となることも、コンサルタントとしては「改善点」です。

課題がわかっているお客様のコンサルティングには、決断に踏み切る熱量を感じることが多いです。

大切なのは、お客様の熱量を尊重しつつ、「ベクトルを整える」という意識ではないでしょうか。

 

昨日のセッションを終えて、そのようなことを考えておりました。

 

 

-コンサルティング, ブログ

執筆者:


  1. […] その際に我々相談を受けるものが気を付けるべきことは、これまでもブログ記事にしております。 […]

関連記事

事務所移転しました①<№449>

こんにちは、北海道札幌市のイクメン税理士 板倉圭吾です。 今日はお知らせがあります。   事務所を移転しました 自宅兼事務所なので、単純に住み替えです。 実際は2段階で引っ越しをしたようなイ …

その経営戦略はアウトカムを損なっていないか?<№639>

※先日のグランピング施設で焚火体験をしました   家族団らんのレストランで感じたこと 皆様、ごきげんよう。 北海道札幌市中央区の税理士 板倉圭吾です。 今日はアウトカムについて。 先日、家族 …

【イクメン税理士実践】中学生息子による「家事の日」<№622>

※調理中の息子   「家事の日」を楽しもう こんにちは。 北海道札幌市中央区の税理士 板倉圭吾です。 今日は子育て実践の紹介です。 中学1年生の息子と「家事の日」を過ごしました。 &nbsp …

(対税理士の関係性において)freeeがTKC化していると感じる件<№476>

こんにちは。 北海道札幌市中央区のイクメン税理士 板倉圭吾です。 今日は、北海道神宮に散歩に行ってきました。 写真はエゾリスをじーっと見ている子どもたちです。 今日は七五三で混んでいましたので、参拝は …

寄り添う税理士として一番うれしかった出来事【関与先社長の婚姻届に署名した】<№461>

※高校生がイラストそっくりのクラフト作品を作ってくれました   素晴らしいクラフト作品 実弟経由で届けられたクラフト作品の出来栄えにびっくりです。 高校生が、ブログのイラストをモチーフに作っ …