※今朝は曇天、気温は1度。
おはようございます。
北海道札幌市中央区のイクメン税理士 板倉圭吾です。
今日は、初回面談での話題について。
最近している質問をご紹介します。
Podcast番組青木毅の「質問型営業」に影響を受けて、ひとり税理士向けに使っております。
番組も書籍もおススメです。
①今日はどうしてお時間作っていただけたのでしょうか【現状】
当然、税務でお困りなので税理士との面談を希望されているはずです。
なので、「当たり前すぎで聞くのに抵抗がある」と思われるかもしれません。
しかし、具体的にどこに困っているのかを知らないと適切なお役立ちができません。
そして、たくさんいる税理士の中で私にご用命いただいた理由についても聞いておきたい。
まずは「今のお困りごと」のアウトプットをお願いしています。
②どうしてこの仕事を始められたのですか?【創業時】
創業時の思いと、現状のギャップに悩まれている方が多いです。
売上や雇用、資金繰りなど思い通りに行かないのが経営です。
初心に立ち返って、
- 社会にどのような貢献をしようと思ったのか
- 事業を通じて何を得ようと思ったのか
- 事業を通じてどんな感情を得ようと思ったのか
- 何を大切にしようと思っていたのか
を掘り下げてお伺いします。
創業時の思い(ベクトルと強さ)を一緒に確認しています。
③60歳の時に事業がどうなっていると嬉しいですか?【未来】
質問に使う年齢はいくつでもいいです。
私は、お客様が想像できる【未来】のビジョンについても知りたいのです。
- M&Aで事業を売却している
- 信頼できる社員に経営を任せている
- まだまだ第一線で働いている
- 本当にやりたかった事業を始めたい
など、教えてくださいます。
経営者の方は、主体的に人生を創ることに長けているので聞いていて楽しいです。
④今、あなたの人生にとってこの事業はどんな意味を持っていますか?
最後に【現在】に立ち返ってきます。
でも最初と違うのは、切り離した【現在】ではなく、【過去と未来の直線上に位置している現在】についてお話ししていただくことです。
- 社長の人生にとって
- ご家族の人生にとって
- 従業員の人生にとって
価値があるべきだし、尊いものであるべきです。
でも人生全体にとって、事業は目的ではなく手段であるべきだと思っています(上場会社の創業社長などにとっては人生そのものなのかもしれません…)。
ワーカホリックではなく、家事や育児も楽しんで一緒にいきたい。
そういう方が板倉事務所を支えてくださいます。
同じ質問でも、税理士によって全然違う答えが返ってくるでしょう。
なぜなら、問いかけるこちら側のマインドがとっても大切だと思っているからです。
初回面談でお伺いする質問はお客様に取り入るためではありません。私自身が重要だと思っていることです。
お客様に真摯に誠実に。
【昨日のIKUMEN飯】
ホタテが安かった!!
仙台から送っていただいた小松菜と一緒にバター炒めにしました。
これは今日の昼にパスタにリメイクします。
白菜と豚肉の鍋です。ニンジンはピーラーで薄切りに。
後は豚肉を焼きました。たくさん食べてくれてありがとう。
【編集後記】
井ノ上陽一さんの新刊を読んで考えたこと。
税理士は経営者への価値提供に最適チューニングされているので、こちらから「普通の感覚とのズレ」を見つけにいかなければいけないなと。
そんなことを考えているタイミングで、信頼する札幌のメンターから、ブログのフィードバックをいただきました。ありがとうございます。