※公式ショップで購入しました
公開初日に劇場に行った
おはようございます。
北海道札幌市のイクメン税理士 板倉圭吾です。
娘が鬼滅の刃に夢中です。
kindleの単行本を読み、Amazonプライムでアニメを観ています。
強い興味を持っていることが嬉しく、公開初日に劇場版を観てきました。
上演回数など商業的にも驚くことばかりですね。
全集中展に行ってきました
時間予約制の全集中展、ローソンチケットで休日の分が購入できました。
会場のサッポロファクトリーは駐車場も満車となっており、建ててすぐの頃のような賑わいでした。
板倉家は地下鉄で移動です。
音声ガイドや公式ショップなど、商業的な仕掛けが気になってしまうのが税理士のサガでしょうか…
「来場者の感染リスクを抑えつつ、効率よく」
コロナの感染リスクを抑えつつ、来場者をスケジュール通り回転させるという工夫が随所にありました。
事前整列は正方形のマスを床に描くことで、ディスタンスを確保しながらひとマスずつの前進を可能にしています。
内部の展示でも、入り口と出口を別にするブースを中間に設けることで、来場者が滞留することを防ぎ、人数制限しながらも時間できっちりと入れ替えできるようになっている。
入り口での検温体制や、公式ショップは「展示出口で渡される入場券が必要」など、導線がしっかり考えられているのはコロナ後に企画を練ったからでしょう。
さらに撮影禁止エリアの声かけやショップの転売防止(個数制限)など、運営側の工夫は多方面に渡っています。
我々家族も会場スタッフの声かけによって、効率的に観覧することができました。(その後の公式ショップでの散財も…)
ブロイラー気分?
ちょっと話が変わります。
以前、関与先の社長に「効率的な店舗運営をしたい」とご相談されました。その際に、「お客様ではなく、養鶏場のニワトリだと思ったら効率的にできるところがありますよね」とお話ししたことがあります。今回の展示で、その言葉を思い出しました。
経営者に伝えたかったのは逆説的なものです。(そのお客様の業種では)「運営側の効率性とお客様の快適さはトレードオフの関係にあって、効率化だけを追求するとお客様が離れていくかもしれない」という意識です。
鬼滅の刃の展示は、効率化と安全性を追求しても子どもたちが楽しめるものでした。なのでブロイラー気分というほど不快なものではないことは明記しておきます。
業種によっては、高収益の工夫として積極的に取り入れていますよね。
ある大型総合スポーツ用品店は入り口と出口が分かれており、導線をしっかり区分しています。さらに「アップテンポの音楽を大音量でかける」ことで購買行動を促進している様子。
あるうどん店も、入り口と出口が分かれており、導線をしっかり区分しています。
ちなみに私は「(しっかり接客してくれる)競技に特化した小規模スポーツ用品店」が好きですし、「(ブロイラー気分を感じるので)入口と出口が分かれている飲食店には行かない」という立場です。飲食店で入口を分けるのは、経営判断として顧客体験よりも導線(効率化)を優先していると感じます。
まとめ
税理士事務所経営でも、この意識で業務設計をして規模の拡大を目指す方向性が主流でしょう。TKCなどはその典型だと思います。
それはそれで一つのモデルです。
他方で、ひとり税理士は逆張りの意識が欠かせないと思います。
少ない数のお客様に、どんなマインドを提供し、価値を感じていただくか。
私がオーダーメイドで見積りを作成し、契約書を個別に作成しているのはそういう理由です。