※もうすぐ運動会の娘。最近、走って登園します
税理士登録はどのタイミング?
皆さん、おはようございます。
北海道札幌市西区発寒のイクメン税理士 板倉圭吾です。
昨日は大変な台風でした。
札幌も深夜に荒天となり、起きてしまいました。
子どもはグーグー寝ていましたが…
さて、昨日は税理士試験は最短プランを目指しましょうという記事を書きました。
さて、合格したら次は登録です。どのタイミングにするべきでしょうか。
(現職公務員は税理士登録はできないんだってさ。社労士はできるのにね。)
最短かどうかは考え方次第(私は結局最短にした)
私は、公務員在職中に官報合格を果たし、税務がわからないまま税理士事務所に転職しました。
独立を強く望んでいたわけではなく、不満があった公務員を辞めたいという一心でした。この時は「辞めても家族に納得してもらえる資格」としての税理士です。
10か所以上の事務所を訪問して決めました。
就職先の鈴江誠税理士事務所は、待遇が良く、所長も温厚でアットホームな事務所です。当初は、ここで税理士登録に必要な実務経験2年を積んで、その後も一緒に事務所を盛り上げていこうと考えていました。
1月に就職して、5月に母に癌が見つかりました。
ステージⅣで癌が全身に転移していた母を見て、「生きているうちにバッジを付けた姿を見せたい」と思うように。
そして、9月に税理士登録完了です。公務員として従事した特別会計の徴収業務などが実務経験としてカウントされました。
(日税連登録調査委員会では、「税理士事務所に勤務していることも加味して、登録可能になった」と言われました。「税務行政→登録」以外はイレギュラー扱いなのでしょう)
自宅療養していた母にバッジを見せられて満足していました。
まとめ
登録作業はとても面倒でした。
「十人十色の「ひとり税理士」という生き方」という本の中で、綾野さんが
これだけ慎重に確認するというのは、もしかして税理士ってよっぽど「おいしい」仕事なのでは…(中略)そして実際やってみて、私みたいな者でもひとりで十分やっていけます。
と書いておられます。
本当に時間かかる、追加指示が多いという印象でした。
有資格者の税理士登録は早めに済ませた方が良いです。
一方で、登録後の開業は手続きはそれほどでもありません。
結果として、翌年に母が亡くなって子育て中心の生き方に舵を切ることに。
「家族の成長を見守ることのできる資格」としてのイクメンひとり税理士の誕生です。(もうバッジはほとんど付けません)
【編集後記】
記事について、現職公務員(有資格者)の方からコンタクトをいただき、書いてよかったなぁと喜んでいます。
【昨日の1日1新】
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