※公務員から税理士という生き方に満足しています
公務員から税理士という生き方
おはようございます。
北海道札幌市西区発寒のイクメン税理士 板倉圭吾です。
札幌も台風の影響でかなり風が強いです。
不要不急の外出は控えることにします。今日は在宅で給与計算やセミナー準備など。
さて、「公務員から税理士」というワードからITAITAブログにお越しくださる方がここ数日増えています。
私なりに感じているメリット、デメリットをお伝えしたいと思います。
【過去記事】
「公務員から税理士になろうと悩んでいる方へ 公務員と税理士どちらになろうかと悩んでいる方へ」
「公務員の終身雇用は公務員のためではない(公務員を辞めたいときに読んでください)」
公務員から勤務税理士になったメリット
- 転勤がない(全国展開している税理士法人などを選ばなければ、ほぼ希望する都市で勤務できる)
- 定年退職がない(これも一般的な個人事務所に勤務する場合は、そう言えます)
- 転職サイトで適正額を把握できる(雇用の流動性は高く、売り手市場です)
- 顧問先とのやり取りの裁量が与えられている(責任も付いてくるよ)
- 出張計画書を書かなくてよい(一般的な個人事務所に勤務する場合は、計画書があっても公務員よりもいい加減)
- サービスを必要としている方とお会いして、その方から報酬のお支払いを受けるダイレクト感
- 営業車両で直行や直帰もあり(寛容な事務所だったので)
勤務税理士から開業税理士になったメリット
- どこで働くか決められる(自宅事務所にするのか、事務所を借りるのか)
- その日、何をするのか自分で決められる
- 何を着るのか選べる(その日の業務や天候、会う相手などで変えています~契約の時はネクタイを必ずするとか~)
- 従業員を雇用したら、その人に仕事を任せても収入がある(私はひとり税理士なので、その恩恵はありませんが)
- 会計システムを選べる
- お客様を選べる(もちろん税理士も選ばれます)
- 報酬を決められる
- 研修や図書など自分の判断で投資できる
公務員から勤務税理士になったデメリット
- 思い浮かばないなぁ(事務所で待遇が違うので私がラッキーだったという可能性もあります)
勤務税理士から開業税理士になったデメリット
- 収入が不安定
- 自分の健康が事業に影響する
- 相談相手がいない(ひとり税理士なので)
これらは工夫で何とでもなります。逆に何とかし続けるのが、開業税理士の見せどころです。
受かるまでのメリット、デメリットも考えよう
- 公務員を辞めたい(けど、辞めたら何ができるかな)というマインドで仕事をする → 税理士試験に合格したら辞められるというマインドで仕事と受験勉強をする
これだけでも、メリットであると考えられるのではないでしょうか?
- 「公務員をしながら、育児をしながら、税理士試験に合格して、税理士事務所に転職する」
そう決断した時はワクワクしました。
ただ、犠牲にするものは絶対にあります。受験勉強に必要なのは時間です。時間を確保するために、それまでの生活では当たり前だったものを手放す覚悟を持ちましょう。
- 車を手放した(節約、タイヤ交換や洗車は時間の無駄)
- スマホからガラケーにして電話番号も変えた(節約、交友関係を制限)
- 断酒(受験にはお酒はデメリットしかない)
私の場合は、これだけの犠牲を払ってでも、税理士になりたいと思っていました。
受験期間は短いに越したことはない
できるだけ早く合格することが大切です。
公務員から税理士になりたい方にとっては、私は「税理士という資格が手に入る最短プラン」が大切だと思います。
試験科目をどう選ぶかの際に、「実務で使うかどうか」、「法人税法、所得税法、相続税法の王道プラン」といった考え方もありますが、(税理士として登録した後の)自分のウリが合格科目以外に思いつけば、「ボリュームが少なく、自分の適性にマッチしている最短プラン」にするべきです。大学院免除も真剣に考えましょう。
- すでに社会に出ている(年齢も学生よりは高い~犠牲にする時間の価値も高い~)
- 公務員から税理士になる時点で珍しい存在である(税理士プラスそれまでの行政経験という付加価値)
という点は、思っているよりも大切な考え方だと後で気づきました。
公務員は税理士に向いていると思う根拠
- 資格試験をパスして就職している(大学受験よりも後に試験による成功体験がある)
- 法律を使った仕事をしている
- 転勤・定年・再任用など公務員を取り巻く環境がモチベーションになる
【編集後記】
昨日は、自転車で銀行に。往復10km程度でしたが気持ちよかった。
今朝は娘の登園後に15分のウォーキング。
【昨日の1日1新】
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