今朝の北海道神宮です。
おはようございます。
北海道札幌市のイクメン税理士 板倉圭吾です。
いろいろな書籍、経験から判断軸の示唆を受けます。
一次元の世界で右側なのか左側なのかの位置関係を考えることが、複雑な問題を紐解くときに重要だと思っています。
会計データと経営者イメージ
創業間もない経営者の方には、まず数字と感覚のズレを可視化することをお手伝いしています。
粗利の設定や、固定費などは感覚ではなくデータに根拠を見出すようになっていただきたいからです。
両者が、差がなくなってくる時点があります。数字と感覚が一致してくるのです。
経営者の方とデータで会話できることに喜びを感じます。
会話とチャット
「会って話せば説明できる」「文章では伝わらない」というご意見をいただくことがあります。
顧問契約を結んでいるお客様との税務相談は「電話をお断りしてチャットワークを採用」しているためです。
取引先との条件や、従業員の労働条件など大切なことは書面で合意形成をしますよね。
もっと些細なことでも、テキスト化(考えていることを文字にすること)で思考が整理されると考えており、チャットを採用しています。
とりわけ感情を整理するのに適しているのではないでしょうか。
私の経歴や好みが、チャット側に大きく振れているのは間違いないです。
板倉事務所の価値を感じていただくためには、「会って話せば説明できる」に振れている方との接点が大切です。
そこで、「訪問お打ち合わせやZOOM打ち合わせなどの会話」と、「チャットやメール」のバランス感を意識しています。
科学技術と美意識
先日読んだオードリー・タンの書籍で取り上げられていた考え方です。
また、山口周さんのこの本にも示唆を受けています。
これらの書籍では、我々税理士の世界ではあまりなじみのない「美意識」という観念を紹介しています。
これまで、「非効率で前近代的な税理士実務を効率化しよう」という気概はありました。
その先の考え方として、「美意識」です。
「効率的だけど殺風景」「近代的だけど見た目には無頓着」からの脱却を目指しましょう。
自立とサポート
お客様が経営の意思決定を行う際の帆走者、羅針盤、灯台でありたい。
そのためのサポートを惜しまない。
限られた数のお客様に徹底的にお役立ちする。
それが今の板倉事務所の価値だと思っています。
経営の意思決定に一切関わらず、税金の専門家として申告書の作成に注力する。
それが税理士事務所へのご希望の場合もあります。「自立している経営者」ですよね。
両極端のトレーニングとして、「そういう方にお役立ちするには…」というのを考えています。
クールヘッドとウォームハート
大学院で指導いただいた藤谷武史博士に、税理士の心構えとして授けられた言葉です。
税理士として、経営者に熱量を与えることを意識しています。
他方で、数字に基づいた冷静な判断も必要です。
最近、ハート先行の局面が多かったと反省しています。
様々な利害関係者がいる中で、経営者にお役立ちするためには税理士自身のマインドがとても大切ではないでしょうか?
これからも軸の両極端を意識して、価値提供をしてまいります。
【昨日のIKUMEN飯】
昨日はキーマカレーでした。
娘が配膳を手伝ってくれたのが嬉。