※請求書作成で困っていませんか?
販売管理ソフトを変更した話
おはようございます。
北海道札幌市西区発寒のイクメン税理士 板倉圭吾です。
今日は、娘が発熱しすべての予定をキャンセルし自宅看病。
イクメン税理士だから、悩まず決断できます。(アポイントキャンセルにご対応いただき、ありがとうございます)
さて、昨日の関与先訪問。
- 月次の試算表作成
- 打ち合わせ
だけではありませんでした。
販売管理ソフト変更の支援です。
TKCのSXは使いづらい
従来使われていたのは、TKCのSX2というシステムです。会計ソフトのFX2との併用を前提として開発されたもので、SX2単体でも利用可能(TKCではスタンドアロン型と説明している)ですが、会計への連携が売りとなっています。
- UI( ユーザーインターフェイス)は旧態依然でわかりづらい。
- 遡及訂正ができない(取消の際は、同額のマイナス仕訳が発生する)
- 納品書ベースで仕訳が作成されるため、FX2への連携仕訳数が多い
- グラフなど直感的な集計は搭載されておらず、CSVからExcel作成などの手間が必要
- 同一企業の別部署からの受注など、前回請求額をゼロにしたい場合は顧客データを新規作成する必要がある。
- (これはマニアックですが…)例えば、広告宣伝費と売掛金を相殺したい場合に、2つのシステムで仕訳を作成する必要がある。【SX2】9991(資金諸口)/1122(売掛金)と、【FX2】広告宣伝費6113/9991(資金諸口)と入力することに…。両システムは同時に起動できない上に、起動終了に時間がかかり、かなりストレス。
など、いろいろお客様にとって気になる点があります。レンタル料も不明瞭ですよね。
解決するクラウド請求書ソフトはこれだ
お客様と打ち合わせをして、上記の二つのソフトから検討しました。
【関連記事】 月末にfreeeがメンテナンスを実施(打てる手は打っておこう)で紹介したとおり、misocaは除外
結局、boardを導入することになりました。
に次いで、板倉事務所での2件目の導入です。
boardのいいところ
- 見積り→受注→請求 などのステータスを変えられるので、案件管理が容易(SX2は納品書作成までシステム登録できない)
- 支払の管理もできる(純粋な請求書ソフトでは不可能)
- 売上分析の可視化が秀逸(円グラフ、棒グラフ、折れ線グラフ)
- 簡易キャッシュフロー予測ができる
- 日別の資金繰りが作成できる
- 請求書の郵送も依頼できる
【関連記事】 社長のあなたが明日骨折するとして備えてほしい3つのこと
で紹介しましたが、
- 郵送依頼できる
- クラウドであること
は、請求書業務がどこにいても可能になる絶対条件です。
SX → board への移行方法
- 自社データの登録(住所や金融機関情報など)
- 自社印影の登録
- 顧客データ(得意先、仕入先)をCSVで移行
- 月初だったので、今後発生する案件を随時登録
することで、すぐに実用レベルに。簡単です。
【編集後記】
これから小児科に行ってきます