※ママチャリ耐久レース(2018/6/24札幌モエレ沼公園)
クラウド会計の前処理(エクセルの関数紹介)
おはようございます。
北海道札幌市西区のイクメン税理士 板倉圭吾です。
今朝の娘はサイコーに登園拒否っていました。
子どもながらに、いろいろな思いもあるのでしょう。家族の頑張りに感謝しつつ、今日も仕事をします。
さて、クラウド会計に使われるデータとして、「クレジットカードの明細」があります。
普段は、API連携(外部アプリのデータ共有のこと。ここでは「クレジットカードのWEB明細を自動で取り込む」の意味です)で対応しているのですが、たまにシステム改修によりAPI連携がなされず、
- クレジットカードのWEB明細を開く
- エクセルやCSVなどでエクスポート
- クラウド会計にインポート
という手間が必要となることがあるのです。
その際の、2→3への過程で使うExcelの関数について紹介します。
エクスポートされたデータ
今回はアメックスのカード明細です。
13列目に「金額」欄があるのですが、これが厄介です。
「¥198」のように、円マークまでテキストデータとして登録されています。(表示で出ているだけならすぐ対応できます)
このままだと、金額のデータではなく、文字列として認識されることがあります。
エクセルでテキスト円マークを取り除く方法(REPLACE関数)
円マークは必ず1文字目に登場します。
そのため、「1文字目を空白に置き変える」という関数を使います。
それが、REPLACE関数です。
=REPLACE(D17,1,1,””)
という関数は、「D17の1文字目から1文字を空白にする」ことを表しています。
結果として、「¥198」が「198」に置き換わりました。
エクセルでテキストカンマを取り除く方法(SUBSTITUTE関数)
しかし、まだインポートするには早いです。
198円の3列下に「2,000」とあります。
そうです。このカンマもテキスト入力されています。
CSVカンマ区切りの場合、カンマはデータの区切りを表すので厄介です。
次は、SUBSTITUTE関数です。
=SUBSTITUTE(F20,”,”,””)
これは、F20の「”」で挟まれた「,」を取り除くことを表しています。
これで、円マークとカンマがなくなり、数字だけの列が出来上がりました。
API連携だと一瞬ですが、わざと遠回りをして「自分がエクセルで出来ること」を増やすことがトラブル対応の引き出しを増やすことにもつながると思います。
(このデータなら、インポート方式指定すれば関数要らないんじゃ…みたいなのはナシで…)
【編集後記】
ママチャリ耐久レースはチームとしては11年目の出場です。メンバーの話題も、健康診断結果などシニアっぽい(笑)
今回は、アップルウォッチで心拍数を確認しながら楽しみました。
もっと鍛えねば。
【週末の1日1新】
じゃり豆(コーヒー味) 耐久レースの補給食でいただいた。お酒にも合いそう。