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【イクメン税理士の起業論】転職は即行動、起業は熟考をオススメします。<№607>

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※車の窓ガラスについた水滴。子どもが「顔みたいだね」と教えてくれました。

 

起業するお客様に伝えていること

皆様、ごきげんよう。

北海道札幌市中央区の税理士 板倉圭吾です。

三連休、いかがお過ごしでしょうか。

私は仕事をしつつ、子どもとのお出かけやタイヤ交換などを予定しています。

今日は、起業論。

創業からお手伝いする際にお客様にお伝えしていることを紹介します。

結論として「まずはしっかり数字で考えましょう」とお伝えすることが多いです。

 

サイコロ理論

以前のブログでも紹介しました。

楽観シナリオと悲観シナリオをきちんと想定しましょうということです。

以前、ビジネス書で読んだ受け売りですが、「サイコロのように6パターンのシナリオを考えましょう」とお伝えすることがあります。

 

理想の展開(+2)
順調な展開(+1)
予想通りの展開(̟̟±0)
ちょっと低調な展開(-1)
かなり期待外れ(-2)
予想外の展開(-3)
キモは、「予想外の悪い展開を予想しておきましょう」ということです。

 

税理士が関わっていないケースでは、+2の理想の展開で創業計画を考えられている方が多い印象です。

  • 自社の現状分析をしっかり行う
  • 競合との比較も怠らない
  • お客様目線で再検証する
  • 全ての展開を資金繰りベースで考える

私がお手伝いする際に気を付けていることです。

予想外の展開でも、選択肢が残っている状態が起業には求められると思います。

 

 

金融機関のお墨付きを得る

こちらも以前のブログで紹介しました。

創業時の資金調達を通じて、第三者にビジネスプランのお墨付きを受けましょうということです。

「創業時の融資は政策金融公庫?民間銀行?」についての私の答えは、

税理士のサポートを受けて、民間銀行に申し込みましょう。です

なぜなら、「民間銀行(と信用保証協会)の審査の方が厳しいので、それに耐えうる創業プランの方が成功の確率が高い」と考えるからです。

創業計画をたくさん審査してきた金融機関に判断を仰ぐのはとても有益だと考えています。

いわゆる利害関係者に率直な意見をいただけることは、創業時の経営者にとって宝となるでしょう。

加えて、運転資金を確保しておくことも重要だと思っております。

 

ストーリー思考

こちらも大切。

過去ブログでも取り上げているストーリー思考です。

会社を取り巻くいろいろな方に共感をしていただくためには、起業に至るストーリーが大切であると考えます。

さらには経営者自身の充実感にもつながります。

 

 

まとめ

転職に関してご相談をいただく時には即行動をオススメしております。

現在の求人倍率や労働法制などを鑑みると、給与を受けて仕事をすることは、起業と比べてリスクが低いと思っているからです。

私自身の経験として、公務員から税理士事務所に転職する際に不安が多かったことを覚えています。

異業種への転職は、飛び込んでみないとわからない部分もあります。

安全な場所から見える景色だけが全てではありません。

その結果として、公務員に安住することが全ての人に最適ではないこともお伝えできるようになりました。

気になる方は是非個別コンサルティングをご利用ください。

即行動につながるセッションをご提供したいと思っています。

 

起業に関しては、「数字で熟考」が不可欠だと考えています。

アイディアや情熱、気合、根性だけでは持続可能なビジネスは生み出せません。

初めての経営の場合、税理士や診断士、行政書士、コンサルタントなどからサポートを受けることで成功確率を上げることができるはずです。

皆さんのビジネスが成功しますように。

 

なお、今日の記事をお読みいただいた方にはこちらの記事もオススメします。【イクメン税理士が創業支援で気を付けている3ステップ<№535>

 

 

【編集後記】

先日、初めて娘とライブに行ってきました。

初めてのライブ参加で少し硬かった娘が、最後には大きな手拍子を送っていたのが印象的でした。

やはり音楽って素敵です。

 

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