おはようございます。
北海道札幌市西区発寒のイクメン税理士 板倉圭吾です。
freee株式会社は19日、クラウド会計ソフト「freee」のオプション機能として、「エクセルアドイン機能」を公開したことを発表した。Excelの任意のセルに関数として、freeeに蓄積されている勘定データを自動的に読み込めるようにするもの。【引用元】
何ができるの?
会計freeeの【総勘定元帳一覧】の情報をExcelに出力できます。
独自のfreee関数を設定しておくと、最新の数字が【更新ボタン】ですぐに反映される。
freee関数 | 取得情報 |
GLCL | 会計freeeの総勘定元帳一覧の、指定した勘定科目に対する”発生額累計”を取得する関数 |
GLBL | 会計freeeの総勘定元帳一覧の、指定した勘定科目に対する”残高”を取得する関数 |
COMPANY | ログインしている(データ取得対象の)事業所名を取得する関数 |
要は、今までエクスポートで随時出力していたデータが、アドイン機能で自動連携を構築できるということですね。
利用可能プラン
- プロフェッショナルプラン
- エンタープライズプラン
年額50万円以上(税込)のプラン限定のサービスです。
それくらい大規模な会社でなければ、担当者が随時エクスポートしてベーシックプランで対応することが現実的なのでしょうか…
でも、T社のFX4クラウド(MRツール)よりは便利そう。
ベーシックプラン以下でできること
ベーシックプラン以下でも、プチアドイン体験をすることもできます。
(話のネタにチャレンジしてみました)
①セットアップファイルのダウロード・インストールを行う
(ダウンロードファイルはこちら)
②会計フリーでアドインを許可する
③エクセルでfreeeボタンを選び、設定データを選択
④更新をすることで、選択した項目がデータ表示される
※上記のfreee関数を使うと、エラーになってしまいます。当たり前か…
まとめ
エクセルのアドイン機能だけで、何か劇的にすごいことが起こせるわけではありません。
しかし、会計ソフトの外部領域を使って経営をサポートしようという姿勢は好感を持てます。
ベンダーソフト囲い込みではなく、オープン化がこれからの会計ソフトに求められていることではないでしょうか。
【編集後記】
金曜日は、道外から来られた方に公務員転職コンサルティングを行いました。
「公務員から税理士」という経歴は、私以外にもおります。ブログがあることで、このように経験をお伝えできる機会がもてたことを嬉しく思います。
【週末の1日1新】
SOFT99ウィンドウケア 窓フクピカハンディワイパー (自動車の窓ガラス内側の汚れが気になったので)
[…] 士には、freeeなどの会計データ取り込みがエクセルよりも優位である点が刺さるかな。以前、freeeが提供したエクセルアドインについて記事にしたことがありましたが、それよりも簡単。 […]