
※「ぱくたそ」の画像です
皆様、ごきげんよう。
北海道札幌市中央区の税理士 板倉圭吾です。
今日は、最近考えていることを短めに。
「正義を振りかざさない」
ということについてです。
税理士という仕事柄、経営者に対して「べき論」をお伝えすることがあります。
監査役としても、「べき」という用語を使うことがあります。
正義を振りかざしてるなって後から思います。
独立した公正な立場に立脚し、譲れない領域であればとっても大切。
一方で、「常に自分が正しいと信じる道を推し進めることが、最善ではない時もあるよな」というようなことを考えています。
例えば、経営相談などで理詰め、数値から導かれた論理的な意思決定を「これを採用するべき」と言ってしまったことがあります。
あるいは、予実管理はしないより、した方が望ましいのは言うまでもありません。「予算を作るべき」とか言いがちです(反省)。
ただ、曲がりなりにも経営者としてこれまでやってきたやり方があり、それを全否定することは税理士としては越権行為かも。
言語化されていない、慣習に基づいた、直感的な、経営判断が必ずしも否定されるべきではないということです。
常勤で業務執行をしている方の判断は、責任を伴うものであり、尊重したいと思っております。
経営者と従業員、お客様の幸福を優先して考える。
正義を振りかざさない。
とある研修会で弁護士の先生が言及されていたことから、最近意識していることです。
【編集後記】
今日は関与先訪問、社員とミーティング、監査役の先輩にオンラインで指導をいただき、これから税務のセカンドオピニオンをしてまいります。
木曜日は、新しいプロジェクトのスタート。期間限定の取り組みです。
金曜日は、出張して大学の教壇に立つ予定です。