札幌での中学校受験について
皆さん、こんにちは。
北海道札幌市西区発寒のイクメン税理士 板倉圭吾です。
ちょっと個人的な記事になりますが中学校受験について考えていました。
同じように悩んでいる方に向けて、考えを整理しておこうと思います。
※記事の前提として、中学校受験を開始する時点の子どもの学力は考慮外としております。
「中学校受験をしない」と選択した
結論として、板倉家では中学校受験をしないと決断しました。
以下、その理由です。
- 「チャレンジ校」、「実力相応校」、「安全校」という選択肢が極めて少ない
- 道内高校のトップランクは私立ではない
- 全国区の受験指導校は中心部にしかない
「チャレンジ校」、「実力相応校」、「安全校」という選択肢が極めて少ない
首都圏の中学校受験動向を「2月の勝者」というマンガで知りました。
絶対的な点数を上げることに加えて、受験校や受験日などの戦略が必要であるとのこと。
「チャレンジ校」、「実力相応校」、「安全校」といった呼称があるようです。
受験者数など本人以外の要素もあり、「素人親子では乗り切れないな」というのが印象です。
それと対比しての札幌の中学校受験…
同じイメージで捉えられないのです。
それがタイトル、
「チャレンジ校」、「実力相応校」、「安全校」という選択肢が極めて少ない
ということです。
そもそも受験選抜を用意している中学校が少ない
ということが大きな違いではないでしょうか。
- 志望校がチャレンジ校では全滅のリスクが高い
- 志望校が安全校では準備が過剰となってしまう
と判断しました。
道内高校のトップランクは私立ではない
大学進学実績を調べると、公立高校のレベルが高いようです。
- 私立男子中高一貫校である北嶺
- 私立共学中高一貫校である立命館慶祥
- 市立共学中高一貫校である札幌開成
- 道立共学高校の札幌南
という有名校があります。
(拝見した資料の上では)札幌南がトップランクでした。
「より高みを目指して中学校受験」という現状ではないと判断しました。
全国区の受験指導校は中心部にしかない
仮に中学校受験をするのであれば、全国区の受験指導校(四谷大塚、日能研、サピックスなど)が道内難関校の実績では抜きんでていました。
そこに通学するのが現実的な準備となるでしょう。
しかし、札幌市内の中心部にしか校舎がない。サピックスはフランチャイズの校舎のみ。
我が家のロケーションでは、小学生にとっての通学負担が大きいと判断しました。
もちろん、お弁当を用意する親の負担も大きいです。
まとめ
我が家における結論は、
札幌での中学校受験は(現状では)利回りの低い投資と一緒である
よって、中学校受験をしないことを選択する
と決断しました。
- (進学塾が提示するカリキュラムに従うと)2年ないし3年間、家族と一緒に時間を犠牲にする
- 子どもに精神的身体的負荷がかかる上に、選択肢が少ないことから全滅のリスクもある
- (進学塾及び私立校に対しての)金額的負担がある上に、公立校の方が進学実績が高い
表面利回り2%の不動産に、変動金利1.5%で調達するようなイメージでしょうか。
投資の回収可能性という判断軸に立った場合、ディズニーランドやスキー旅行を犠牲にしてまで中学校受験に挑むことに躊躇を覚えました。
そして、本州の進学塾のビジネスモデルが北海道の受験には過剰だとも感じます。
中学校入学までの時間が非常に貴重であり、親子で一緒に過ごす時間を最大限確保していこうという決断です。
※受験を選択して、親子で向き合っている方を否定する意図はありません
※私立校に対して学力以外の要素でも魅力は感じておりますが、ここでは考慮外といたしました