※同級生が飲食店を開業して16周年を迎えました
400回目の記事投稿です
皆さん、おはようございます。
北海道札幌市西区発寒のイクメン税理士 板倉圭吾です。
先日、友人の飲食店の16周年イベントに参加しました。
こちらのお店です。
年間200日営業していたとしても、3,200日になる…
たかが400回のブログ更新くらいでは喜んでいられないなぁ、というのが現在の心境です。
400回目に伝えたいこと
とはいえ、節目の投稿なので伝えたいことはあります。
「やっぱりお客様の数を絞って経営していたことは正解だった」ということです。
良いことも悪いことも、「お客様のちょっとした変化が数に埋没されない」ことは大切です。
最近、実感しました。
顧問契約解除をした
立ち上げから顧問として関わっていたお客様との契約を解除しました。
事業は順調に推移されており、次の事務所もきっとすぐ見つかることと思います。
解除に至った理由は公表できませんが、お客様のある変化を感じたためです。数を絞っていたことによるメリットでしょう。
そして、自宅事務所のひとり税理士であることも幸いしています。
勤務税理士だったら、「権限がなく解除できない」
社員を雇用していたら、「給料を支払うという大義名分のために解除できない」
いいオフィスを借りていたら、「家賃を支払うという大義名分のために解除できない」
と考えていたことでしょう。
でも、どれにも該当しない私は契約解除をお願いしました。
今後は、遠くから事業の成功をお祈りします。
数に埋没しないメリット
「売上重視で顧問先を増やす」方向が主流でしょうが、増やさないメリットがたくさんあります。
- それぞれのお客様の予兆を感じることができます。
- 経営に対するリスク選好を感じることができます。
- 会計をどれだけ重要ととらえているか感じることができます。
- 一般的なコンプライアンス意識を感じることができます。
- そしてそれらを覚えておくことができます。
お客様に寄り添って価値を提供しつつ、独立した公正な立場で納税義務の適正な実現を図るためには、
「適正なお客様の数はどれくらいだろうか」という自問が必要ではないでしょうか。
当たり前のことですが、今後強く自覚しようと思ったのでした。
【編集後記】
本題とは違うのですが、この時期になると「税務のことをタダで教えて。少しだからいいでしょ?」という連絡が来ることがあります。
なんとお答えすればいいのか、毎回悩みます。
とはいえ、顧問料をお支払いいただいているお客様の顔が浮かぶと、タダで対応することが申し訳ないと思うので、お断り一択なのですが…
クールヘッド・ウォームハートを心がけて、頭が熱くならないようにしていきます。
「親でも教師でも従業員でも召使でもないんじゃー」と言いたくなったのは内緒。