※週末はお誕生会をしました
登録税理士になる方法はたくさんある
こんにちは。
北海道札幌市西区のイクメン税理士 板倉圭吾です。
下の画像をご覧ください。
中央の表が、H29年度に税理士として登録した方の資格内訳です。
試験合格者(官報合格と呼ばれる)は30%以下ですね。
税理士を登録するにあたって、官報合格じゃない方法もある(し、その方が主流)ということです。
私は、H28年度に試験合格者として登録したわけですが、やはり少数です。
「どうしてそうなるのか?」ということを指摘したいわけではないので省略します。
結論として(試験合格者かどうかはさておき)30代での税理士登録ということだけでも差別化ができます。
年齢分布で、それを確認しましょう。
年齢分布で考える
税理士の年齢分布
20代 | 0.6% 約180人 |
30代 | 10.3% 約3,300人 |
40代 | 17.1% 約5,600人 |
50代 | 17.8% 約5,800人 |
60代 | 30.1% 約9,800人 |
70代 | 13.3% |
80代 | 10.4% |
出典:日税連「第6回税理士実態調査報告書」 (税理士会員のみ閲覧可能です)
経営者の年齢分布
20代 | 0.2% |
30代 | 4.6% |
40代 | 17.4% |
50代 | 24.2% |
60代 | 33.9% |
70代 | 16.0% |
80代 | 3.7% |
まとめ(比較グラフ)
※板倉作成
中小企業庁のグラフは、事業承継が進まずに経営者の高齢化が進んでいる証左として示されています。
つまり、「ずっと経営している社長が多い」ってことですね。
ここに、若手税理士が参入するのは難しそうです。
それにしても…高齢化が進んでいると指摘されている経営者と税理士、ほぼ同じ年齢分布です。
冒頭の「30代での税理士登録ということだけでも差別化ができる」ということが、このデータからも言えるのではないでしょうか。
若手税理士は探してもらえる仕組みを考えよう
「これから起業しよう」とか、「法人成りするから顧問税理士を探そう」という経営者の年齢分布を考えると、上記の経営者よりももっと若いことが予想されます(仮説)。
そうすると、登録税理士の年齢分布にミスマッチがありますよね。
つまり、「やっぱり同年齢くらいの税理士の方がいろいろ相談しやすいよね」ということで、若手の経営者が若手税理士を探すことは、60歳台の経営者が同じことを考える時より(税理士の年齢分布だけ考えると)難しいのです。
でも、若手の経営者にとって全然難しいことではありません。だって、検索すればいいんだもん。
ということは、若手税理士のできることは検索してもらうことですね。
まとめ
今回はグラフから見るチャンスを考えてみました。
本当は、比較グラフでもっと差が生じると予想して、集計したのですが…
是非、検索で探していただけるようにしましょう。最高の新規開拓営業です。
そして、若手税理士はHPには年齢を入れましょう。(40代とかでも差別化になる)
もちろん、若手税理士ということで銀行などからご紹介いただく機会もたくさんありますよ。その際には、面談前の自己紹介ツールとなります。
「ネットで存在しなければ、存在していない」(検索されるように仕掛けよう)という井ノ上陽一さんのコメントが心に刻まれています。
【編集後記】
明日は、まさに検索で探していただいたお客様との顧問契約です。
火曜日、水曜日はコンサルティング業務で東京出張です。
【週末の1日1新】
低糖質食材デリカテッセンのクラウドキッチン (日替わりランチ980円)糖質制限でも楽しいランチができる また行きます
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