※サイクリング中に娘が撮影した野鳥 シジュウカラかなぁ
中村睦夫先生との思い出
こんにちは。
北海道札幌市のイクメン税理士 板倉圭吾です。
今朝の北海道新聞、驚きのニュースがありました。
北大名誉教授で元学長の中村睦男さんは社会権など憲法学研究を主導したほか、日本初の民族法となる1997年のアイヌ文化振興法の制定に携わるなどアイヌ民族の地位向上に尽力した。突然の訃報に、憲法学者やアイヌ民族関係者からは惜しむ声が相次いだ。
中村先生には、2008年の北海道大学大学院法学研究科「公法研究会」の歓迎会でお声がけいただきました。
弟子にあたる、岡田信弘先生や常本照樹先生が法学研究科の中核教員として活躍されている時代であり、「雲の上の方と同じ時間を共有している」と舞い上がったのを覚えています。
隣の席で…
その宴席は、公法研究会の歓迎会でした。
社会人大学院生として修士1年目だった私は、歓迎される側として主賓の中村先生の隣に座ることに。
「信じられん!!あの中村先生の隣だよ」と、フガフガ興奮&緊張していました。
「あなたは何を研究しているのですか?」
「厚労省の行政官として、租税法を研究することは素晴らしいですね」
「現場の行政官として、最近の厚生労働政策について何か感じるところはありますか?」
など、中村先生の方からいろいろ話題を振ってくださり、緊張も解けていった。
やっぱり学究の徒はかっこいい
租税法を主に行政法を3年間(長期履修)学びました。
やはり、研究者の世界はかっこいいと思います。
論文として世に出るまでに苦しむ姿も間近に見て、余計にそう感じました。
40代で、租税論文を1本書きたい。
改めて、夢を思い出しました。
ご冥福をお祈りいたします。