道銀ビルから望む雪まつり会場
仕事用とプライベート用
こんにちは。
北海道札幌市西区発寒のイクメン税理士 板倉圭吾です。
札幌は雪がたくさん降りました。
この週末はスキー日和です。
さて、今日は「フリーランスのクレジットカードや銀行口座について」です。
実際にご相談された事例をもとにお伝えしていきます。
銀行口座は必ず分けよう
銀行の口座は、仕事用とプライベート用を分けましょう。
お金の出入りが公私混ざってしまうと、訳が分からなくなります(税理士が見たって、訳が分からんです)。
事業に必要な資金も把握できなくなるので、絶対に仕事用の口座を作りましょう。
なお、国税の還付金や小規模企業共済の口座振替など個人名口座でしか対応できないものもあります。
現金売上も口座に入金しよう
「領収書を発行して、現金でもらった売り上げ」も「1円単位まで漏れなく口座に入金すること」をあわせてお願いしています。
紙ベースの領収書をデータにするのもおっくう(そもそも請求書発行していたっけ?とか確認事項が増える)ですし、通帳の方がデータ化は簡単です。
そして、「売上は必ず口座を経由している」という方法は、税務署に対しても説得力があります。
クレジットカードは共通でもいい
クレジットカードも別の方が望ましいです。年会費無料のカードもありますし、引落口座を分けて、
事業経費→事業用クレジットカード→事業用口座から決済
の流れが作れると経理も簡単です。
ただし、「クレジットカードを増やす」ということは「信販会社から信用を余計に受ける」ということです。
極度額(限度額の意味です)まで、買い物(場合によってはキャッシングも)ができるわけで。それが増えるからです。そして、この極度額は融資などの審査の際に、(ご本人の同意の上で)調べられます。
借入(自動車、マイホームなど)や割賦購入(家電など)が控えている場合、極度額が多い状態ですと審査に影響があることが心配。
全部、一枚のカードで済ませて、クラウド会計の登録時に「仕事とプライベートの分別」をすることも可能です。
この辺りは、お仕事の規模などに合わせて考えましょう。
【編集後記】
本格的に確定申告作業が始まりました。
昨日は確定申告のお打ち合わせ。今日は新しくなったメッセージボックスの転送作業が完了。
そのほか、法律事務所でのお打ち合わせ・公証人役場での確定日付取得・銀行とのお打ち合わせ・鈴江事務所とのお打ち合わせ・クラウド会計ベンダーとのお打ち合わせなど今日は盛りだくさんでした。
【昨日の1日1新】
「同じ保育園のパパ」ライングループに参加