※「領収書がないけど、確かに経費を払った」という時に
領収書がないと経費計上できない?
おはようございます。
北海道札幌市西区発寒のイクメン税理士 板倉圭吾です。
「今日は領収書がもらえない時について」です。
昨日、実際のご相談があった事例。
領収書がない
- 紛失したが再発行ができない
- 交通機関の運賃のように領収書を発行してもらうことが(時間的な都合など)難しい
- 交際費に該当するような「お見舞金」、「香典」、「ご祝儀」などで領収書をくださいと言いずらい
- コンビニで業務用のボールペン(150円)と、プライベートのお菓子(300円)を一緒に買って、経費以外も含まれた450円のレシートしかない
どうしたら良いか困ってご連絡いただきましたが、解決方法があります。
「自分で記録しておく」という方法です。
自分で記録しておく
お客様の中には、「出金伝票」(ダイソーなどでも売っている)を使用されている方もいます。
板倉事務所では、上の「支払証明書」をエクセルで作成することをオススメしています。
- 支払日
- 支払先
- 支払金額
- 支払理由
- 領収書がない理由
を記載します。
実際には、エクセル表に支払った都度、記録しておき、この証明書に適宜データを差し込んで印刷します。
その後、社長(上司)の決裁や税理士のチェックを受けるようにしましょう。
なお、クラウド経費ソフトの中には移動駅を入力するだけで交通費を自動計算して経費精算できるものもあります。
また、例の最後のコンビニのケースは、支払証明書を作成しなくても良いです。業務に必要な部分だけをマーカーで目立つようにして、経費150円の領収書として保管するのがベターです。
【編集後記】
昨日で償却資産税、支払調書等の1月末業務は終了。
今朝は、小学校にスキーを持っていくため送迎(北海道はスキー授業がある)。着脱をしやすいように、親子で滑るときよりビンディングの解放値を下げる。
今日は税理士会から依頼された税務相談窓口です。
【昨日の1日1新】
freeeの出雲さんからカステラをもらう