※昨日の北海道神宮
世の税理士事務所は繁忙期
こんにちは。
北海道札幌市中央区の税理士 板倉圭吾です。
税理士界隈では確定申告締切(3月15日)に向けて忙しい方も多いと思います。
世の税理士事務所とは異なり、板倉事務所はここ数年、2月末までに大方の確定申告業務を終えております。
コロナの申告期限延長も税理士サイドに起因しては使っておりません。
育児などとの両立を標榜しているので、確定申告業務を売上の中心に据えることは「繁忙期」につながり避けるべきものだと考えているからです。
ラスト1枠を残しておく
そしてここ数年はこの時期に、1年後の確定申告期限のお申込みも締め切っております。
1月から12月を一区切りとする個人事業主にとって、3月15日は2ヶ月半が経過している状況です。
それからの税務サポート開始では、遅いと思っております。
サポートのお問い合わせの時期に「個人事業主が税金に対する向き合い方」が現れると考えているからです。
と言いつつ…
例年、3月になってから「3月15日の申告を何とかしてほしい」というご連絡をいただくことも真実です。
私は税理士の社会貢献と位置付けて、ラスト1枠を残しております。
ラスト1枠の使い方
ラスト1枠の使い方は、
「私がお手伝いしたいと思うかどうか」
で決めております。
決して値段ではありません。
「言い値で払うので」
とおっしゃられても困ってしまうのです。
- 申告期限ギリギリになって税理士に依頼せざるを得ない特段の事情がある
- 多くの税理士の中で、とりわけ私がお手伝いするご縁がある
- 翌年度以降の経理について改善の強い意志がある
こういう方のお手伝いをすることにやりがいを感じます。
サムライ業と呼ばれる資格ですから、ドライな税務判断だけではなく、人情も持っていたい。
(決して他の税理士に推奨するものではなく)無償独占の国家資格者としての自分なりの美学です。
【編集後記】
父が体調を崩しておりました。
ひとまず回復しましたが、年齢なりの衰えもあります。
これから父のサポートをする時間が増えることと思います。
お客様にはその都度、状況をお伝えしておりますが、ブログ読者の方におかれましてもそのような状況であることをご理解いただけますと幸いです。