※気丈にみんなを鼓舞する6歳娘 停電で塗り絵をする
40時間の停電を乗り越えた話
おはようございます。
北海道札幌市西区発寒のイクメン税理士 板倉圭吾です。
全国で気象被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
板倉家は、胆振地方の地震に伴い、40時間の停電となりました。
自分たちの備忘として、また将来同じような状況を迎える方への申し送りとして、ブログに記録します。
時系列
日時 | 出来事 | コメント |
---|---|---|
2018年9月6日午前3時8分 | 北海道胆振地方を震源とする地震(板倉家は震度5弱程度) | 子どもは一旦起きるも、背中をトントンすると引き続き寝た |
2018年9月6日午前3時10分 | 停電を確認 懐中電灯を手に取り、屋内被害の確認 | 室内の被害は、①ディスプレイが落下②本棚の本やプラモデルが落下③ガスと水は大丈夫 |
2018年9月6日午前3時34分 | 朝刊が配達される/親族に連絡 | ラジコアプリで情報収集 |
2018年9月6日午前4時頃 | 断水に備えてお風呂に水を張る/飲料用水を鍋に貯める | 食材の確認をして、数日は大丈夫と判断 |
2018年9月6日午前6時頃 | 小学校から臨時休校のメール | 税理士業務はチャットワークによりスケジュール変更完了 |
2018年9月6日午前7時頃 | ソフトバンク携帯が通信制限/ラインモバイルはまだ大丈夫 | |
2018年9月6日 朝食 | 昨日購入してあったおにぎりなど | |
2018年9月6日午前8時頃 | ラインモバイル携帯が通信制限/SMS以外は使えない | ラジコが使えず、通常のラジオに切り替え |
2018年9月6日午前9時10分頃 | 最寄りのセブンイレブンと実家の様子を見に行く(徒歩) | 購入したのは、ネギ、ブロッコリー、お茶、サラダチキンなど/おにぎりなどは売り切れ |
2018年9月6日 昼食 | ブロッコリーとひき肉(冷凍庫)のスープ/土鍋でご飯を炊いた | |
2018年9月6日 夕食 | バジルチキン(冷凍庫)/冷凍庫のお惣菜 | |
2018年9月6日 夕食後 | ニンテンドースイッチで遊ばせる(バッテリーは1時間強もったかな) | |
2018年9月6日 夕食後 | 外に出て、明かりのない町並みを見る/きれいな星空を見つめる | |
2018年9月6日 19時頃 | 就寝/近くの交差点で交通誘導する警察官の笛の音がずっと聞こえていました | |
2018年9月7日 4時頃 | 起床/朝刊が配達される | 長男は朝までぐっすり/長女は早く起きてきた |
2018年9月7日 朝食 | クラムチャウダー(地震前からアサリは砂出しのため冷蔵庫にあった)/土鍋でご飯を炊いた | |
2018年9月7日 10時頃 | 近くの公園へ網とカゴを持って虫取りへ/公園ではメール受信と通話ができた | 子どもが嬉しそうだった/親も気分転換 |
2018年9月7日 昼食 | コンソメスープ/チルド保存のピザ | 冷蔵庫の製氷皿が全部溶ける |
2018年9月7日 17時頃 | 子どもを入浴させる | |
2018年9月7日 夕食 | 牛肉(冷凍庫)と舞茸の炒めもの/土鍋ごはん/クラムチャウダー | |
2018年9月7日 19時過ぎ | 電気が復旧/充電など次への備え/貯水はそのままに/食材のトリアージ | 食中毒を警戒しました |
停電について
板倉家が停電に遭遇するのは2回目です。
最初は2012年11月27日の室蘭でした。暴風雪により送電線が倒れ高速道路に電線が引っかかるというものでした。
当時、息子は3歳・娘は0歳。公務員宿舎で防災グッズも用意していません。停電で暖房が使えず、IHヒーターだったので娘のミルクを作るお湯すら用意できませんでした。
結局、すぐに札幌の実家に避難しました。
明かりについて
普段は階段などを照らし、災害時には懐中電灯になる人感センサー付きライトを1階と2階に備えてあります。
他に、屋外の防犯用に設置した太陽光ライトも、屋内で活躍しました。
各種SNSについて
通信制限後は一切使えませんでした。特に子どもと屋内にいたので、電波が弱かったのは仕方ないです。
チャットワーク、ラインは30時間以上。
FacebookメッセンジャーとTwitterは20時間程度かな。
Gmailも10時間は使っていませんでした。チャットワークの通知が来ても、読めないもどかしさ。
家族といることを優先していたので、親族との連絡が済んだあとは割り切っていました。
お風呂について
本当に少ない水を張り、ガスで湯を沸かしました。コツは
一定の水を設定する→そこから鍋に移しコンロで沸かす→お風呂に戻す→そのお湯をまた沸かす
として、水量を一定のまま水温を上げていくことだと思います。
水を張って、お湯を足していくと時間がかかります(総体の水量が増えるので、必要な熱量も増える)。
足までしかお湯がなくても、洗面器があればかけ湯でしっかり温まれます。
トイレについて
節水型のタンクレストイレなので停電時は流れません。お風呂に張った水を使って流しました。
PCなど
停電が復旧した際の過電流を避けるため、コンセントから外しました。
今後の課題はUPS(無停電電源装置)です。さっそく発注しました。電話回線があっても、停電すると室内無線LANも無効になってしまったので。
あとがき
今の時点で気づいたことを書き留めました。
被災時に見ていただくかもしれないので、画像は少なめに。
【編集後記】
いろいろご心配いただいてありがとうございました。
家族揃っていられることも、単身赴任リスクから解放されたひとり税理士だからこそだと思っております。
【これまでの1日1新】
40時間の停電
[…] 前の記事で地震が発生し、停電になってから復旧するまでの40時間をご紹介しました。 […]