※昨日の北海道神宮 とってもいい天気でした
どうしたら「やっかん」と呼ばれるの?
おはようございます。
北海道札幌市中央区のイクメン税理士 板倉圭吾です。
今日は、イクメン税理士が禁句にしていること(昔のあだ名も公開)の続編です。
銀行の同期からは「約款」(やっかん / やにアクセントがあるかわいい感じ)と呼ばれていたことを思い出しました。
どうも細かいところが気になる性格は昔からのようですね。
と、お伝えしましたが読んだ方から「なぜやっかんになったの?」とコメントをいただきました。
そりゃそうだよね、なかなかつかないあだ名だもの。
始まりは新入行員研修
私が、新卒で就職した北海道銀行。
当時は4/1の入行式を終えると市内の研修所にバスで移動し、2週間ほど寝食を共にする新入行員研修を行います。
そこでは、銀行員の基本を学んでいきます。
預金など銀行商品に関する知識だけではなく、法務や経済に関する事柄もあったと記憶しています。
その中で、
「銀行員が金融商品をお勧めする際に、法的なことや契約内容を良く知らせずに契約を迫ることは禁止しています」
「法律や契約を常に意識して業務にあたるように」
という指導が繰り返されていました。
いわゆるコンプライアンス。当たり前ですよね。
昨日まで学生だった我々が2週間後には、定期預金や投資信託についてお客様から聞かれる(かもしれない)立場になるわけですから。
(当然、証券外務員などの金融商品販売資格はもっと後に取得することになるのですが)
とにかく、企業法学科で民法ゼミに所属していた板倉青年は、法的リテラシーとかコンプライアンスといったことについて研修を受け、意識がビンビンになっていたのです。
あだ名「やっかん」誕生の瞬間
研修も後半に差し掛かり、講師(人事担当の銀行員)がグループ保険の加入勧奨をしていました。
研修の一環として、「少ない掛け金で保障が得られる。当行で募集しているものだ。みんな入ろう」といった趣旨だったと思います。
その場で申込用紙も配付されました。
そこで、板倉青年は全員の前で、質問したのです。
「これは、我々が試されているのですね?これまでの研修で法的なことを知らずに契約することの危険性を理解しています。少なくとも保険約款を見て、数日かけて検討します。約款は今ありますか?」
といった内容でした。
講師絶句…
でも、板倉青年は鼻の穴を大きくして自慢げでした(笑)
そのやり取りを見た同期の土谷君から、「やっかん」と呼ばれるようになったのでした。
恥ずかしい思い出です…
【編集後記】
家の近くのマンションの花壇。
とってもいい匂いがしました。梅雨のない北海道の春。
大好きな季節です。
昨日は札幌市の高齢者ワクチン接種も始まりましたね。
ウォーキングで通りかかった内科の前に、たくさんの方が待っていらっしゃいました。
また、医療機関へのワクチン接種電話予約で固定電話への発信制限が…
税務署への問い合わせ電話が2時間くらい不通となるなど、板倉事務所にも影響があった一日でした。