創業支援としての商圏分析
おはようございます。
札幌市西区のイクメン税理士 板倉圭吾です。
今日は、商圏分析についてご紹介します。
結論として、無料でかなり高精度の分析が行えます。
最初は、クラウドソーシングしようと思っていたのですが、これなら自分でやった方が(受注者とやり取りをしなくて済むので)早いしイメージ通りのものが作れます。
jSTAT MAP
総務省統計局と統計センターが提供する地図による小地域分析(jSTAT MAP)
「統計におけるオープンデータの高度化」を目的に一般公開されています。
①申し込み
メールアドレスを登録し、申し込みします。
平日9:30~18:00に返信があります。
②利用開始
日本のどの地域で利用するかを選択し、利用開始です。
jSTAT MAPでできること
①プロット
特定の点は、地図をクリックして指定します。
他にも、CSV拡張子データから住所をインポートする方法もできるそうです。(が、自分が60か所程度を読み込ませたところエラーが生じたので、CSVは今回使用していません)
②エリア
そこから同心円を描くことができます。
他にも、徒歩、車などで到達できる「時間圏エリア」や平成27年国勢調査小地域を「市区町村指定エリア」として指定できます。
③統計グラフ
国勢調査、事業所企業統計調査、経済センサスが利用できます。
例えば、0~14歳の人口を表示したり、特定の業種の従事者を表示したり。多彩な使用方法があります。
イメージ
このような図が作れます。
同じプロットと同心円で、平成27年と22年の国勢調査をつかった比較図を作成しました。
人口流入などをわかりやすく示すことができます。
まとめ
新規創業に限らず、最新のデータによる自社のエリア的な分析は有益ではないでしょうか。
無料ツールですので、チャレンジしてみる価値はあると思います。まずは登録してみましょう。
良くも悪くも 思ってたんと違う と感じるかもしれません。
一方で、同じツールでも利用する「データの選び方」や、そこから導き出す「演繹的な分析予測」には、一定のコツが必要かもしれません。
板倉事務所では、このツールによって作画したデータだけではなく、現地調査を経て、分析レポートを作成し、コンサルティングを行います。
金融機関、信用保証協会にもご好評いただいております。
【週末の1日1新】
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インフルエンザ予防接種
弥生のサポートに連絡(調子悪いです)