初めてのセミナー運営で考えたこと
2017年8月19日に裏方としてセミナーを運営しました。私にとって、初めての経験です。
そこで気づいたことをまとめてみます。
1つめのK 講師
最初のKは講師を誰が務めるかということです。
もちろん、自主開催セミナー(自分で企画・広報し、自分が講師を務める)というのは素晴らしいことです。でも、最初にやるのは(私には)ハードルが高すぎました。そこで話すのはプロの講師にお願いし、セミナー運営の経験があって信頼できる仲間と一緒に実行委員会を作ることにしました。
今回、我々がお願いしたのは井ノ上陽一さん。雇われない・雇わない生き方、「ひとりしごと」をサポートする「ひとり税理士」です。
講師→対象とするお客様 とするか、 対象のお客様→講師 とするかはケースバイケースですが、今回は
井ノ上陽一さん→税理士向けの講演
と、企画が進んでいきました。
2つめのK 経費
次のKはお金にまつわることです。
収入(参加費)について
セミナー参加費の設定も悩みました。まずは、対象お客様向けのセミナーがこれまでいくらくらいに設定していたのか調べてみましょう。次に支出のシミュレーションから収支が確保できる収入を計算します。最後に(収入÷参加費単価)で採算が取れる参加人数を計算しましょう。これが会場選びにつながります。
私たちは、多くのお客様にお越しいただきたいと決め、無料セミナーにしました。
そうすると今度は、どこから収入を確保するのかという課題が生まれます。運営と講師とお客様以外に、スポンサーという役割を担ってくれる方を見つけなければなりません。幸いにして、全国女性税理士連盟(女税)が主催してくださることになりました。
支出について
以下、検討すべき項目を列挙します。
講師に対する講演料、交通費、事前打ち合わせ会議費(昼食代など)
講師、お客様に対する講演時の飲み物
セミナーの広告宣伝費(チラシ代など)
会場費
機材レンタル費(プロジェクターなど)
3つめのK 会場
最後のKは会場です。
来場者にとってのアクセス
多くの方に来ていただくためには、便利な場所であることが望ましいです。札幌コンベンションセンターは、札幌中心部から離れ、地下鉄からも距離があるため候補外となりました。
講師にとってのアクセス
今回は北海道外から講師をお招きしました。そこで新千歳空港から来やすい場所というのも考慮します。
わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)や札幌経済センターは札幌駅からほぼ地下通路で徒歩10分程度と近く、地下鉄南北線 大通駅が最寄りなので、この二カ所を軸に検討を進めました。
盛況のうちに終わった今回の井ノ上陽一セミナー。皆さんもセミナー運営について考えてみましょう。