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【イクメン税理士は集客しない】お客様の入り口はしっかり考えよう<№372>

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※娘画:カクレモモジリ(床に置いて、西日をエフェクト代わりに)

 

お客様の入り口

皆さん、おはようございます。

北海道札幌市西区発寒のイクメン税理士 板倉圭吾です。

 

今朝も寒い。雨も降っています。

 

さて、タイトルの件。

顧問契約やコンサルティング契約について、お客様はどのようにいらっしゃるでしょうか?

  • 既存のお客様からのご紹介
  • 金融機関などからのご紹介
  • 他士業からのご紹介
  • 会計ベンダーによる紹介サービス
  • 事務所HP・ブログからのお問い合わせ

板倉事務所では、これまでこのような形が端緒でご契約させていただいております。(開業セミナーでは、具体的な件数も公開しています)

もちろん、合わせ技もあります。

銀行から紹介されて、ブログを読んで、それで人となりがわかったので連絡しました。

という例などです。

そういうワンクッションとして、ブログを続けています。(ブログ5.5理論

 

濃淡の前に入り口がある

ITAITAブログ「手紙のすゝめ(5.5理論)」より

 

いろいろコンタクトの方法があります。私が意識しているのが次のようなイメージです。

上にある方が、「濃い」コンタクトです。1〜5は有料メニューとなります。

  1. 顧問契約(月次で料金が発生し、面談・メール・電話など複合的なツールで中長期的に見て最大の価値を提供する)
  2. 対面コンサルティング(経過時間で料金が発生し、その時間の価値提供の最大化を目指す)
  3. メールコンサルティング(期間定額、メール回答での価値提供の最大化を目指す)
  4. お試し相談(1~2を検討されている方に、短時間低価格でコンサルティングを体験していただく)
  5. 出版・講演(読者・聴衆全体の理解度を考慮しつつ、価値提供をする)
  6. ブログ
  7. 紹介者から評判を聞いた

前述のブログでは、お客様への価値提供について1~7のような濃淡があるので、

5.5としてお手紙を書いてみるのはいかがでしょうか?

という内容でした。

 

今日書きたいのは、その手前の話。

 

どうやって税理士として認知されたいのか

ブログ経由で認知していただくのは、とても嬉しいです。7よりもちょっと深い6に直接来ていただいているということです。

検索したキーワードでITAITAブログがヒットしたということは、親和性が高いということですよね。

 

7にたどりつく入り口のところでどうやって認知されたいのか。

ご紹介であれば、私がコントロールできない部分もあります。(が、紹介者が「私の人となり」をご存じの方なので「効率化」とか「育児」というキーワードは伝わっています。本当にありがたい)

 

一方でコントロールすべきなのは、税理士紹介会社や会計ベンダーの紹介サービスです。

現在、板倉事務所では税理士紹介会社への登録は一切行っておりません。一方的に(税理士会で公開している)事務所情報を掲載しているサイトに関しても、掲載をやめていただくようお願いしています。

昨日も日本法規さんから電話が来ました(ので、お断りしました)。

 

唯一、残していたfreee税理士紹介サービスを停止した

会計ベンダーの紹介サービス。freeeだけは唯一、登録を続けていました。

これまで、数件の事務局からマッチングのご提案を受けています。

 

お客様目線では、

  • 希望エリア
  • 税理士の年齢
  • 他に保有する資格
  • 初回の連絡方法(電話希望、メール希望)

があるので使いやすいと思います。

 

一方の板倉事務所側では、

  • 事務所ポリシーとして電話は使わないが、電話希望の案件が来る
  • 想定報酬金額に差がある
  • 複数の紹介を受けており、連絡しても返信がないケースが多い(スパムチェックに引っかかり、先方に気づかれていないケースもあるとか)
  • イクメン税理士であると認知されていない
  • ひとり税理士事務所であると認知されていない

などで、悩んでいました。

そのため、ご紹介いただいた方に「ブログをご覧いただいてから、商談を続けるかご判断ください」とお返ししておりました。

 

すると、ほぼ返信がないのです。(まぁ、予想通りですが)

「私の仕事時間は、既存の関与先のために最優先に使います」とお約束しているので、この状況は申し訳ない。

それが今回停止した理由です。

 

そもそも集客という言葉が嫌い

集客する立場ではなく、お客様に選ばれる立場だと思っております。

  • ひとり税理士事務所
  • 自宅事務所
  • 育児も妥協しない
  • 電話打ち合わせはしない
  • ゴルフしない

無理に集めても、多くの方の望む税理士像とは異なるでしょう。

ならば、会計ベンダーの提供するプラットフォームに乗せても響かないよね。なので予想通り。

 

 

 

守るべき家族がいます。ともに成長していきたいお客様が既におります。

その輪に加わっていただく、そういうイメージです。

 

「輪に加わってみたい」という新しいお客様と出会う入り口とは何だと思いますか?

 

私はやっぱりこのブログだと思っています。

 

 

 

【編集後記】

昨日は、関与先の社長から嬉しいお言葉をいただきました。嬉しいことノートに記録しておこう。

昨日は事務所でfreee作業を集中的に。インポート作業と月次推移チェックを7社ほど。気づいた点をお客様にフィードバック。

そして、ダイニングテーブルの再塗装をしていただきました。(学習スペースとしても使っているので、ペンの汚れとか塗膜剥がれとかするのです)

 

【昨日までの1日1新】

合同会社アイタクトの新プロジェクトが始動

税理士紹介フリーを停止してもらう

MQ会計とSTRAC図の個別セミナーを受ける

もっきりや(多くは語るまい…またこれから何度も行くことになります)

 

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